長く感じたスランプから、ようやく脱出することができた。

最近は、手首を折って水をキャッチした後、前腕を完全に立ててプルをしていたが、疲れると腕が立たなくなり、その結果上半身に力が入り、負のスパイラルに陥っていた。

しかし今日は、肩甲骨を意識したリカバリーをしたことで、上半身が安定し伸ばす腕と掻く腕の両肩をリラックスできたようだ。

さらに、前腕を無理に立てず、とにかく肩の力を抜くことを意識したのが功を奏したのか、キャッチからプルの一連の動作も改善できた。

この時のプルの状態は、

・前腕は、ほどほどに立った状態(70度ぐらいか?)

・手の指先は真下を向いている。

・手首は伸びている。

・手の平に水圧を感じながら、キャッチポイントから真っ直ぐ後ろに押している。

・プルの軌道は、身体の側線真下の浅い場所

・息継ぎでは、手が顔の下を通過する頃から顔を上げ始めている。

この一連の動作により、上半身が少し浮き、息継ぎ時の力みもなくなり、呼吸がし易くなった。

これからは、肩甲骨を意識したリカバリー、前腕を無理に立てないこと、肩の力を抜くこと、手の平の感触を大事にすることを意識しよう。

課題は、この一連の動作が、右呼吸の時にはぎこちないこと。

左呼吸が右呼吸を追い越してしまったようだ。

また、一晩寝て、動作を忘れてしまうかもしれず、少々心配。