ホイール組みをするときは、いろんな方のブログやHPをあちこち見ながらの作業となるのが常なので、今回は備忘録として記録しておこう。

●今回のホイールに使用したパーツ
リム:ARAYA REDラベル(チューブラー32H)
ハブ:グランドボイス製スモールフランジ・フリーハブ(カンパタイプ)
スポーク(前輪):SAPIM RACE(1.8mm-2.0mmダブルバテッド)、302mm
スポーク(後輪):SAPIM LEADER(2.0mmプレーン)、フリー側298mm、反フリー側300mm
ニップル:SAPIMブラス
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結構古いリムで材質が柔らかめだと思われたし、重量が380gと軽いので、リヤは少々重くなってもいいので頑丈に組むこととして2.0mmのプレーンを選択した。


●1日目

リムが中古品であり狂いの心配があったので、狂いが走行に大きく影響するリヤから組むことにする。組んでみてリムが歪んでいたら、もう一方のリムに交換すればいい。

いつもと同じようにイタリア組で組むことにするが、手順を忘れているので、他の方のHPやブログで確認する。
自転車自作研究会
Kinoの自転車日記

仮組さえできれば、こっちのもの。振れ取り台にホイールを乗せ、最後にフリー側のテンションを、パークツールのテンションメーターの目盛り28(換算表でのMAX値で179kgf)~30程度に揃え、振れ取り終了。

最後の仕上げとして、ホイールのタテヨコに体重を乗せる。

ここで問題が発生。振れ幅が2cmぐらいの軽いポテトチップ状態となってしまった。

ここまで振れた経験はなく驚いたが、振れを取った後テンションを揃えたら、さっきよりもひどいポテチ状態になってしまい、もうお手上げ状態。

リムが歪んでしまったかもしれないので、一旦仮組状態までスポークを緩めたが、まだ振れている。

ここで、昨日の作業は終了。

原因は、テンションを上げすぎた上に、大きな荷重をかけたことだろう。


●2日目

リムが歪んだかもしれないので、フロントに使用を予定していたリムに引っ越しすることにした(出典:サイクルベースアサヒ)。

リムの引っ越し

引っ越し作業を終えてリムを床の上に置いてみたところ、最初に使用したリムに歪みは発生していなかった。ああ、良かった。

今度は、フリー側のテンションを24(107kgf)~26(137kgf)程度に抑えたら、昨日のような問題が起こることなく、リヤのホイール組みを終えることができた。反フリー側のテンションは18(56kgf)~20(62kgf)。

次は、フロントホイール。イタリア組の一連の作業工程を記録した。

上をフリー側とした場合のスポークを通す位置。反フリー側のフランジには、左側の穴にスポークを通す。
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ホイール組みはバルブ穴をスタートに左側へ進んでいくので、中指に乗せているスポークは右側に寄せておく。そうしておかないと、一番最後の段になって、組んでいないスポークを組んだ後のスポークの間を通さなければならず、リムを傷つけることになってしまう。
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6本組とし、あやとりして、バルブ穴のすぐ左の穴に通す。
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左に組み進んでいく。
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初めのうちは指で直接ニップルをスポークにねじ込んでいたが、指でねじ込めなくなるので、爪楊枝を使って作業する。爪楊枝の銘柄によって、やりやすさが違う。ネジ部分は、だいたい3mmぐらい残す。
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この要領で、片面(フリー側)は終了。

今度は裏面(反フリー側)。バルブ穴のすぐ左からスタートする。
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今度は、右に組み進んでいく。
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仮組終了
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次は、マイナスドライバーで、スポークのネジ山がニップルに隠れるぐらいまで締め、さらに2回転ぐらい締める。
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フロントは、リヤよりも簡単に振れ取り終了。テンションは、20(89kgf)~22(111kgf)。

ホイール完成
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今回は、スポークのネジ部分にデュラエースのグリスを使用した。なお、現在使用しているホイールにもグリスを使用しているが、スポークの緩みは発生していない。
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ニップルレンチはペドロス製のグリーン。サイズは、3.3mm。3面保持と4面保持ができるので、ニップルを舐めることはない。ただ、現在はこのタイプは販売されていないようだ。使い勝手がいいのに残念だ。
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このホイールは、ワイドレシオのスプロケットで使用する予定。