蹴り上げと蹴り下げを同時にする2ビートキック、ようやく、コツを掴むことができた。

お手本は、オリンピックの金メダリスト、Lindsay Benkoの2ビート。



最近、ビート板での板キックを練習している効果が早くも現れた。

今日は、まずは板キックを100mした後、クロールで自分の足の位置を意識してみたら、蹴り下げのキック直後はキックした足が下、キックしない足が上の位置関係に自然となっていることに気がついた。

そこで、「もしかしたらできるかも」と思い、キックは蹴り上げだけに意識を集中して、キックのタイミングに手の動きを合わせる要領で試してみたら、蹴り幅が半端なく大きくて水ハネが迷惑なレベルとなったが、何とか15mぐらいは進むことができた。

手の動きと同調できているときの蹴り上げは、水を蹴っていると言うよりも、足の裏を水面上に出すことで太ももの裏側の上の水を後ろに流すイメージ。

また、プルの推進力も手伝って、つんのめった感じで前に滑っていく感じ。

しつこく繰り返し練習し蹴り幅を若干抑えることができたことで50mまで延ばすことができたが、問題は、蹴り下げた足がキックとともに脱力するので落ちてしまうこと。

次回以降の課題としよう。


ポイントは、次のとおり。

●腕を伸ばすのに同調させて、尻の筋肉を軽く収縮させ伸ばす腕と同じ側の足を足先までピーンと伸ばす。

●腰を反らせず、腰はストリームラインの姿勢を維持する。(蹴り上げを意識し過ぎると、腰が反って腹落ちする。腰を伸ばす意識が重要。)

●蹴り下げをできるだけ弱くする。


今日は、時間休を取って早めに退勤し夕方にプールに行くことができたので、空いたプールで遠慮なく練習でき、期待以上の成果が出て良かった。

おかげで、仕事納めの晩酌が、ひときわ美味しかった。