水泳強化週間、今日で9日連続の水泳練習。

まずは、右息継ぎで慣らし運転してから、左息継ぎでの抱え込みプルを練習する。

少しずつは良くなっているが、右にはかなわない。

左息継ぎで右手を脱力して自然に伸ばすと手のひらが内向くが、内向けることでローリングが大きくなってしまう。

試しに手の平を外向き気味の入水をしてそのままグライドすると、ローリングに歯止めがかかり、コンパクトな息継ぎになることがわかった。

ただ、抱え込みのプルが上手くいかず、水をなで気味なってしまうし、どうしてもピッチが徐々に上がってしまう。

昼間のプールは比較的空いているので、プルの初めで力んだり掻くスピードが速くなったりしないように、いろいろと試しながら泳ぐ。

プルの初めを脱力したり、プルを上腕の筋肉だけで掻いてみたり。

上腕での掻きは、ランニングの腕振りと同じ筋肉を使うので疲れにくいかと思ったが、水の抵抗が大きいからか、結構疲れる。

それでも、試行錯誤を続けているうちに、今まで感じたことのないような感触を得た。

グライドした後、手首を脱力するとともに、肘から先の力を抜いて肘を水面方向に少し引き上げると、ハイエルボーの形になる。

その後、肘と手の平を意識して、後ろに水を押す。

腕全体で水を掴む感触は減ったが、あまり力を使わず前腕全体で水をとらえている感じがする。

これが、ハイエルボーなのか?

今までできていると思っていたハイエルボーは、モドキだったのか?

この掻き方との組み合わせになる息継ぎ方法も考案する。

掻いている途中に顔を出し始め、ハイエルボーの時に終了する。進んでいる状態で息継ぎができて沈没しにくくなったし、入水の時には頭が前を向いているので、体勢に無理もない。

今後は、しばらくこの掻きを続けてみよう。

そのほかの気づきとしては、リカバリーでハイエルボーをして、指先から45°ぐらいの角度で入水し、入水すると同時に前に伸ばす。

高いところから位置エネルギーを投入するからか、重心が前に行くような感じがするし、進みやすい感じもする。見た目もキレイだろうし。

あと、息継ぎと逆側も、息継ぎ側で同じぐらいローリングすること。これは、気付いたと言うより忘れがちになっていること。

水中と、水面上でのハイエルボーを、とにかく身につけねば。