金曜日の夜は、プールが空いているので、すごくラッキーな日。

先週は、ハーフマラソンを翌日に控えていて断腸の思いで休んだので、今日は倍嬉しい。

早速、フラット姿勢のストレッチをして、平泳ぎで蹴伸びをする。ちょっとイマイチ。

今日は、昨日発見した泳ぎを刷り込むことと、進みの良いプルの追求だが、予想どおり、昨日覚えたはずの泳ぎをなかなか再現できない。

上下動が大きく、コンパクトな息継ぎもぎこちない。

500mぐらい泳いで、ようやく上下動が少なく、息継ぎもスムーズになってきたので、泳ぎをアレンジしてみると問題が発生した。


問題①

まずはグライドを強めに入れてみたら、キャッチからハイエルボーまでの動作がスムーズにできず、掻き出しに力が入ってしまう。

グライドしているつもりが、肩が大きくローリングして内旋していたのが原因。

グライドするときは、肩がローリングしないよう気をつけるようにしよう。


問題②

昨日マスターした、背骨を軸として胴体のひねりとプルを同期させる方法。

昨日は「目からウロコ」の心境だったが、ひねりを意識過ぎると上体が立ち気味になり脚が少し沈んでいるみたい。

この方法は棚に上げ、代わりに別の方法として、前から気になっていたプルの動作を試すことにする。

試行錯誤の上、到達したのが、バランスボールを腕全体で抱え込むような形をつくり、脇を開け、くの字にした腕全体で水を後ろに押しやること。

この方法だと、今までよりも多くの水をとらえている感触がある。今までは前腕と手の平で水をとらえていたが、今回の方法は、腕全体で水をとらえているようだ。

重要なのは、二の腕の胴体側の筋肉と広背筋を使うこと。そのためには、手の指先は真下に向けず、前腕の延長線上に向けなければならない。

試しに指先を真下に向けてみたが、腕全体で水をとらえている感触がなくなるし、使う筋肉が全然違い肩に力が入ってしまうので良くない。

また、胴体をひねる力でプルをする代わりに、プルに合わせて肩を前後に引くようにしてみた。こうすれば、肩を引く力をプルに活用できるし、フラット姿勢をとりやすいからだ。

ただ、身体を左右に湾曲をさせる動きになるので、蛇行の原因となるのが気がかりだ。

かといって肩を引かないと抵抗になるので、肩を水面上に出すようなプルをしないといけない。この辺は次回の課題としよう。


昨日編み出した方法は1軸的であり、今日編み出した方法は2軸的と言える。この方法を何とか完成させたい。