札幌への転勤に当たり、住むところが決まると同時に申し込んだのが、千歳JAL国際マラソン。
それが6月初めに控えているので、そろそろ長い距離を走っておかないといけない。
朝食抜きで朝8時過ぎから走り出した。
藻岩山麓通、環状通を経由して豊平川の河川敷に降り立つ。
この先に雪捨て場があるので通行禁止とのことだが、先週はほとんどなかったので、大丈夫だろう。
先週は河川敷にブルーシートが敷き詰められていたが、すでに撤去済みだった。
トンバッグに入れてまとめられたようだ。
山鼻橋から山鼻川に入る。
国道23号の山鼻川橋をくぐるところ。下流側
上流側
北電の発電所があった。
この後しばらく行くと川沿いの道は終わり、国道230号に入る。
川沿のイオンを過ぎると、上り坂が始まる。
淡々と上り、分岐点に。
当初は、走行距離が長いので小林峠の新道のトンネルを通ろうと思っていた。
しかし、今度のマラソン大会は、結構上ることを思い出し、意を決して旧道である左折を選択する。
交通量は全くないので、自転車天国のような道。
ロードバイクでトレーニングしている集団もいたが、先頭を走る人は、まるで平地を走っているかのような雰囲気。
心肺機能がかなり高そう。うらやましい。
天候は曇りだが気温が低く、あられまで降ってきて、上り坂なのにかなり寒さを感じる。
ようやく峠に到着。
遠くの山は、まだ冬。
盤渓方面
ここがちょうど中間点付近で14.5km地点。タイムは1時間33分。
まだ余力はあるが、疲れは結構感じている。
下り始めると、きれいな白樺林。
この先のカーブでは、さらに見事だった。青空がバックだったら、映えたのに。
新道に合流すると、一気に交通量が増える。
淡々と歩道を下って行く。
ばんけいスキー場まで来た。
中段のゲレンデは、まだべったりと雪がついている。
あそこは、うちの子供とよく滑った。懐かしい。
下のゲレンデは、すっかり雪が解けている。
この付近は、すごく寒かった。
薄いフリースの手袋をしていたが指先が痛くなり始め、手袋の中で手の平をグーにする。
採石場が見える辺りからは歩道が無くなり、車におびえながら走る。
加えて、走行時間も2時間を超えて結構疲れていたので、走るのが本当に苦痛だ。
五天山公園で歩道が復活したが、走るのが苦痛なのは変わらない。
ようやく、琴似発寒川沿いのサイクリングロードまで来た。
桜が癒してくれる。
ようやく、山の手橋まで下りてきた。
ここからは、しばらくなかった上り坂が始まるので不安だったが、何とか上っていける。
北海道神宮まで来ると、駐車場に入る車の長い車列ができていた。
お参りする人が結構いるようだ。
円山公園では、お花見が始まっていた。楽しそう。
芽吹いている木もある。表示を見るとシダレヤナギだ。
途中の公園で、少しだけ腹筋と懸垂をして、3時間8分走ってようやく家に帰ってくることができた。
走行距離を測ると29.2km。練習でこんなに走ったのは何年振りだろう。
大会に向けたいい練習になったと思う。