最近は、週1~2回だが、キックのドリルで特訓中。
目的は、2ビートの泳ぐスピードを上げるため。
長野、前橋に転勤で引っ越しし、水泳練習は細々と続けてきたが、泳ぐペースが年々遅くなっているような気がしていた。
マラソン練習で心肺機能は鍛えているのに、このペースの遅さには、やはり何か原因があるのだろうと。
その結論が、6ビートができないのに2ビートから入ったし、ろくにキックの練習をしていないので、おそらくキックが原因だろうと。
そこで、基本からやり直すこととして、全てビート板無しで面かぶりキックとサイドキックを練習し、その後6ビートの練習をしている。
記録を見ると、福岡に引っ越して来て初めて水泳練習した去年の2月3日に開始しているので、まさに1年間やってきたことになる。
緊急事態宣言のため市民プールが営業休止となり8~9月は中断したけれど。
今日の練習では、キックの練習後の6ビートで、蹴り上げと蹴り下げを同時にすることを意識して行っていて、キックを打ち終えた時に足先が揃うようにしてみた。
すると、身体全体を一枚板にして、クイッ、クイッ、と小気味よくローリングできることに気づく。
この動きにプルも合わせてみたら、水中での息吐きと息継ぎでの空気の吸い込みがすごくやりやすい。
今まではプルでローリングが始まりフィニッシュでローリングがピークになる感じだったが、今回の方法では、キャッチからプルでローリングしてしまう。
これによって、身体が傾いた状態でプルから息継ぎまでしてしまうので、これが良かったみたいだ。
立ち止まって確認してみたら、今回の方法のように身体が傾いた状態で水を掻くと、背中の肩甲骨の間付近の力が自然と抜ける。
一方、今までの泳ぎでは、この部分の力が抜けにくい。
なるほど、目からウロコが落ちた感じだ。
これに気を良くして、2ビートの練習でもキックし終えた時に両足先が揃うようにし、両足ともテイクバックを取ってから次のキックをしてみたら、これがいい感じ。
身体が傾いている時間が長くて背中の力も抜けているので、息継ぎもしやすいし。
推進力を上げるためにやっていたキックの練習だったが、足の動きで姿勢を制御できるようになっていたみたいだ。
今日の練習は、2ビートでの足の動作を身体にできるだけ刷り込んで終えた。
今年に入ってからはクロールの上達を実感している。
でも、サイドキックの切り返しがまだまだで、特訓は続く。