週1のクロール練習だけど、毎回進歩していて楽しい。
今日の気づきは、まずはキック。
福岡に来てからは、まずはビート板無しのキックから始めることにしている。
足の指先から甲にかけては毎日ストレッチをしているが、その効果が表れてきていると思う。
足の中足骨の甲でキックするといいことがわかってきたが、ドリルや6ビートの時は、この中足骨の甲で丁寧に水を捉えることが重要なポイントだ。
とくに、中足骨から先の部分がフィンのひれのようになびくことが理想だと思う。
これは2ビートでも同様で、先週までは足先をグーにしてキックの時に一気に開放していたが、それよりも、足先をニュートラルにして良くなびくようにした方が無駄な力を使わなくていいと思う。
次の大きな気づきがキャッチ。
キックのドリルの時、クロールの要領で左右それぞれ息継ぎをしているが、左呼吸がリラックスしてできるのに、得意なはずの右呼吸が上手くいかない。
息継ぎの時に上体が沈みがちで息継ぎはしにくいし、身体も力むし、左に曲がって行ったり、全くよくなかった。
あまりに治らないので、左右比較してみたら、手の平の使い方に違いがあった。
左では、手の平を45度ぐらい傾けて引っ張って(掻いて)いたが、右では、手の平を立てて掻いていた。
それで、右も45度に傾けてみたら、これがいい感じになった。
グライドの形から肘を外側も出しながら手の平を徐々に傾けていくと、水の重さが増していき、重さを感じた状態で45度のまま引っ張ると上体が沈まなくなり、息継ぎがやりやすくなった。
6ビートの時に、キックで中足骨の甲に丁寧に水を当てることと、手の平を傾けて掻くこと、さらにストロークをキャッチアップ気味にすることをやってみた。
これは驚きだ。6ビートは苦しいものと思っていたが、上手にやるとだいぶ楽になることがわかった。
この3点のうち、手の平の使い方が目からうろこで、「これがキャッチなんだ」と思った次第。
毎日のようにプールに通っていた時は多分できていたようにも思うが、八王子に引っ越してからはプールに行く頻度が少なくなって忘れてしまい、長野、前橋の転勤先でも思い出すことはなかった。
今日はいい練習ができた。