梅雨の中休み、まさに五月晴れ!サイクリングに行くしかない!
緊急事態宣言発令中なので、今回も近場。白糸の滝と羽金山を目指す。
出発は、9時半ごろ。
前回は脚に余裕があったので、今回は日向峠をアプローチに使う。
昨日成分献血をした影響があるだろうから、あまり頑張らないで行こう。
と思いきや、意外と調子が良くスイスイ上れる。
とは言え、4人グループのロード乗りに一気に抜かれ、あっという間に視界から消える。
まあ、その程度の調子良さ。
日向峠
ここのダウンヒルは、短いけど気持ちいい。
楽しく下っていると、駐車スペースか横道から、ワンボックスカーが出てきた。
オイオイ、すぐに追いついちゃった。
せっかくの最後のコーナーリングが台無しだ・・・。
ロードをのスピードをなめてたな。
糸島の田園風景が見えてきた。
下りが終わると田園地帯を横断していく。
雷山やこれから行く羽金山が見える。
近づいてきた。真ん中左の鉄塔が立っているのが羽金山。
さらに近づいてきた。
セブンで補給食とドリンクを買い、県道11号を上って行く。
白糸の滝への分岐点で峠道からは離れる。
この看板は、臨時休業とされているが、道路左側の看板には立入禁止とか書かれていた。
なんか、過剰防衛。
密になる観光地でもないのに滝を閉鎖するなんて、思考停止もいいところ。
最近、こういう人たちが多い。もうちょっと考えて柔軟に対応すればいいのに。
これは、県の仕業か?それとも市の仕業か?
展望が開けた。
白糸の滝の入り口。案の定、歩道の入り口にロープが張られていた。
構わず歩いて入って行く。
トンボに似た昆虫が飛んでいる。岩に止まった。カゲロウか?
調べてみたら、ハグロトンボだった。
滝は目と鼻の先。
一昨日に雨が降ったので、普段より水量は多いと思う。
滝も見たので羽黒山を目指すことにする。
地図アプリを確認せず、そのまま駐車場の先の道を進んでいく。
よく整備された道を淡々と上って行くと、はろ展望台というのがあった。
すごい絶景!
景色がいいので、ここで昼食を食べていく。
ところで、こんな展望台あったっけ?コースを引く時に全然気づかなかったけど・・・。
地図アプリで確認したら、コースから完全に離れていて、むしろ高度が下がったかのような位置にいるではないか。
でも、道を間違わなければここに来ることは絶対になかったので、むしろ良かったかも。
アプリを確認したら、羽金山への道は、白糸の滝の駐車場の脇から分岐していた。
はろ展望台の先には道が続いていたが、脊振山系の方には行かず下るようなので、白糸の滝まで戻り羽金山に行くことにする。
駐車場まではずっと下り。高度にして140mぐらい下った。
そして上り返すと、すごい急坂が続く。
少し落ち着いたところで、ロープが張られていた。
電波塔の専用道路で、林業関係者等の「車輛」は通行が認められているとのこと。
登山者などは良さそうなので、道の端から入らしてもらう。
だいぶ上まで上がった来たところで、左側の腰の痛みが限界近くなってきた。
腰痛持ちではないが、長い上りでは、左側に腰痛が出ることがある。
左脚で踏み込もうとすると息がつまるので右脚主体で踏み込むが、それも限界。
ちょうど展望が開けた。
進行方向を見ると、木の高さが低くなっているように見えたので、頂上は近いか。
案の定、このカーブを曲がると頂上の鉄塔が見えた。
そこからはダラダラと上り、頂上手前に到着。
説明板も立っていた。
人が上ってくることは想定されているようだ。
頂上に行けないのは残念だが、まあいい。
来た道を戻る。
頂上に近いところで、小さな清流を見つけていたので、水を汲むため寄っていく。
表流水にはなっているが、水温がすごく低く浸み出して間もないのは間違いないので、衛生上は大丈夫だと思う。
迷わずポカリの空きボトルに汲んでいく。
下りは慎重に下り、白糸の滝の駐車場に差し掛かったところで、事件は起きた。
グレーチングが目に入り、隙間が空いていないことを確認したので通過したら、身体が投げ出された。
右半身から着地し、最後に後頭部か側頭部を、ガーンとやった。
すぐ近くに家族連れがいたし、速度も多分10~15km/hぐらいしか出てなかったのが幸いで、腕と脚の擦り傷ですんだ。
「すんだ」と言っても擦り傷にしてはひどく、流血がある。
真皮がはがれた部分が少しあるためだ。
ヘルメットのおかげで頭は全く異常がなく、擦り傷の箇所も傷の痛みがなく打撲の痛みが少しある程度。
これが問題のグレーチング。
一見隙間が空いていないように見えたが、網目の幅と同じ幅だけ開いていた。
これは気づかないわ。
ここにホイールが突っ込んでタイヤがこじられたのだろう。前輪がパンクしていた。
チューブを交換するときに穴を確認したが、空気が抜けすぎてなかなか穴の場所を確認できない。
よくやく見つけたらリム打ちみたいに2カ所切れていたが、タイヤの方は大丈夫だった。
リムの側面にもダメージ。
グレーチングの隙間でガリっとやった感じ。
ホイール自体は頑丈で、振れとか凹みとかは一切なかった。
さすが、カンパ・ゾンダ。
チューブ交換しているうちに出血は止まったが、途中寄ろうと思っていたかき氷屋はパスすることにした。
帰りは最短ルートで、R202バイパス経由とする。
バイパスに入る前、雷山から羽金山の山並みがきれいに見えた。
あとは特に問題がなく、帰ってくることができた。
シャワーで傷を洗い流して、消毒綿を傷に乗せたら激痛が走った。
まあ、それも一瞬。すぐに痛みがなくなり、腕にラップを貼ってテーピングで巻いておいた。
受傷後8時間も経っているが痛みはないので、よほどのことがない限り悪化することはないだろう。
今後は、グレーチングを通過するときは、セオリーどおり、できるだけ斜めに横切るようにしよう。
走行距離:71.37km、経過時間:5時間30分、AVE:18.6km/h、グロス:13.0km/h、獲得標高:1,352m