かつて、備忘録をver.13まで作ったが、しばらく更新していなかったし、遠泳とした場合にあてはまらない項目もあるので、ver.13をベースに見直すことにした。
- 赤字は刷り込みが必要、または重要なもの。下線は加筆部分
- 青字は一旦停止中、または確認中のもの
●全体、姿勢
- 首はリラックスさせる。首に力が入ると、息吐きに支障が生じる。
- ローリングは、肩のライン、胴体、骨盤の、傾くタイミングを合わせる。
- 姿勢づくりは、背中をまっすぐ伸ばしつつ下腹部を引き締めて体幹を真直ぐにし、かつ股関節前部を十分伸ばした状態をニュートラルポジションとする。
- アップキックを股関節前部が反らされる感覚が出るように打つと姿勢が良くなる。
- 視線を5m程前方のプール底に置き、頭の位置はおでこが水面が来るようにし、グライドする時に下腹部を引き締めつつ背中を伸ばすようにする。
- 入水、キャッチ、キックを同期させると、オートマチックでプルの推進力が得られ、また、上半身が伸びていい軸ができ、呼吸がしやすくなる。
- キックの時に骨盤をローリングさせると身体が一枚板になる。
- キャッチの時に、キックに備えたテイクバックをする。
●ストローク
- キャッチは肘を外側に張り出すようにしながら前腕を立てていき、前腕がほぼ立った時にグライドすると、伸びる勢いがプルの手に伝わる。
- 腕全体で掻くというより、キャッチ後は肘を支点にして前腕を振り子のように使って水を後ろに押しやるという感じ。
- 腕が首の根元から出ているような意識で鎖骨を動かすように腕を回すと、肩の力が抜けて呼吸に支障が出ない。
- キャッチのタイミングを早めるためのきっかけとして、グライドした後、肩を落とす。
- 6ビートのストロークは、急がずゆっくり水を押すと足のビートと同期する。
- フィニッシュではひじから離水する意識。軸が乱れにくいと思う。
●リカバリー、入水、グライド
- グライドの時、肘を前に出す意識(肘ダンス)と背中を伸ばす意識を持つと身体にいい軸ができる。
- グライドで伸び切った後は、肩を落とし、間を置かず肘を外側に張り出すようにしながら前腕を立てていく(右手のキャッチが遅れる悪い癖がある)。
●息継ぎ
- フィニッシュの時に肩の力が抜けていると息を吐きやすい。
- 息継ぎする逆側のプルの時に吐き始めると、息継ぎの時にちょうど吸いやすくなる。
- 顔を急いで上げ下げすると頭の軸が上下してスピードが落ちる。ローリングに合わせて顔をゆっくり上げ下げする。
- 息継ぎで頭の軸を上げず、頭頂部に常に水圧を感じるようにする。
- 6ビートでは、顔を出しているときにサイドキックを長めに入れると呼吸時間を稼げる。
●2ビートキック
- 下腹部を引き締めて体幹を真直ぐにし、かつ股関節前部を十分伸ばした状態をニュートラルポジションとする。
- キックではヒザは使わず両足先のダウンキックとアップキックを同時に行うが、ダウンキックはあまり意識しない。
- また、足先の内側の2指ぐらいを意識し、両足先で水をひねるようにする。
- 足先は足の指を少しグーにし、インパクト時以外はヒザの力を抜く。
●6ビートキック
- 足の甲の付け根を緩々にして甲から先が魚のひれになったイメージで、足先の内側の2指ぐらいを意識し、アップキックとダウンキックで水をこねるようにする。
- 足の甲の付け根あたりを力点にするイメージで打ち始めると、時間差で足の甲に水が当たるので、そのタイミングでキックする(足の甲が後ろ気味に向いたタイミングで打てる)。
●キックのドリル(共通)
- 足先(中足骨を含めた足先部分)をなびかせることが重要。
- ダウンキックでは、ヒザの力と足首の力を抜く。
- 視線を5m程前方のプール底に置き、頭の位置はおでこが水面が来るようにする。
- 下腹部を引き締めて体幹を真直ぐにし、かつ股関節前部を十分伸ばした状態をニュートラルポジションとする。
- 脚の付け根を支点にして、アップキックとダウンキックを同時に使う。
- 脚を股関節から内旋させて、小指側の脚の甲でダウンキックすると水が効果的に当たる。
- アップキックでは、股関節前部が反らされる感覚が出るように筋肉を使い、足の指を少しグーにし、大腿前面が水平になるまでする。
- 足の甲の付け根を緩々にして甲から先が魚のひれになったイメージで、甲先で水を後ろに打つ。
- アップキックを意識的に行い、土踏まずの先で水を捉えるようにする。
●面かぶり(板なし)キック
- 横息継ぎでは、身体全体をしっかりローリングさせ、脇を締めるストロークとし、キックもサイドキックの要領でキックする。
- ダウンキックするタイミングで、その側の骨盤を持ち上げると息継ぎがスムーズになる。
- また、骨盤を持ち上げる動作が、サイドキックでスムーズに切り返す動作につながっている。
- 両脚とも股関節前部をしっかり伸ばし、アップキックでは、股関節前部が反らされる感覚が出るように打つ。
- 特に右向き時の下側の脚は、進行方向の反対側から脚を引っ張られている意識を持つ。
- 面かぶりの時と同じ意識でキックする。