昭和の日、ジョギングで脚を痛めたが、そのあと小径車の整備をした。
今回の課題は、ブラックのシートポストをシルバー化すること。
この小径車、シートポスト径が特殊なサイズで、ノギスで測ったら26.0mm。
安いシルバーのものに交換しようと、ヤフオクで探し、25.8mmのものが先日届いた。
ブリジストンのレイダックに着いていたものらしい。
経験上、0.2mmぐらいなら、缶ビールの缶を切ってシムにすれば大丈夫。
とりあえず装着してみたらスカスカだったが、シートピンを締めると一応は固定できた。
しかし、このシートポストのやぐらの部分が気に入らなくて、やぐらの部分だけ交換しようとたくらんだ。
やぐらを乗せる部分の形状は似ている。
結果はというと、ダメだった。
アールは変わりないが、幅というか厚みというか、若干サイズが違う。
やぐらがはまらない。
少し削ればはまるだろうが、中空になっているので強度不足となる恐れがあり諦めた。
次に考えた案は、黒の部分を剥離剤で落とせないか、ということ。
期待しないで工具箱を確認したら、剥離剤があったのだ。
多分だいぶ前にチューブラーリムのセメントを剥がすために使った余りだろう。
シートポストの一部に色が剥げた箇所があり、樹脂のコーティングではなさそうなので、もしかしたら剥がれるかも。
初めは少しだけ塗って、ワイヤーブラシで擦ってみる。
剥がれた!これはイケる。
では、リムはどうだろうか?
リムはもっと厚い塗膜になっていたが、アルミ地に発生した腐食で塗膜が浮いて剥がれそうになっていたので、今度ばらしたときにスクレーパーか何かで剥がそうと思っていたのだ。
リムの塗膜も剥がれた!
そうとわかれば、一気にやる気が出てきた。
まずはシートポスト。
やぐらの部分がイマイチきれいに剥がれなかったが、サドルに隠れるのでこれぐらいでいいだろう。
つぎは、リム。
シールが剥がれなかったが、それなりにきれいになった。
連休中には、フレームの塗装とホイール組を控えていて面倒な作業は早く済ませておきたかったので、今日のうちに剥がすことができて良かった。
再びシートポスト。あまり違和感はない。
今日の作業は終了。
作業前
作業後
やっぱり、シートポストはシルバーの方がいいと思う。
ステムとハンドルバーはシルバーを予定しているので、これで統一感が出るだろう。