この土曜日は、真夏並みの気温の予報が出ていたが、北寄りの風で空気は乾燥しているはず。
現に、金曜日も山の輪郭が比較的クッキリしていた。
そこで、サイクリングのコースだが、ぶどう峠と二度上峠のどちらにするか迷ったが、来週大事な仕事を控えていて余り無理できないので、距離の短い二度上峠にした。
出発は、連ドラ「なつぞら」を見てからの8時20分。
大渡橋では、正面から浅間山が迎えてくれた。
淡々と平地を走り、R406で榛名山方面との分岐を過ぎると、交通量が少なくなり、景色も良くなってきた。
倉淵の集落まできた。ちょうど田植えシーズン。
倉淵には道の駅があったので、ちょっと寄っていく。
帰りに横川近くの農産物直売所に寄る予定なので、かさの小さなものから選ぶ。
ブロッコリーとワラビを買う。日曜日にワラビご飯にしよう。
烏川では、釣り師がやたらと多く、見ているうちに釣り上げたのを2回目撃した。
友釣りではなく餌釣りだったので、ヤマメかな。
R406と分かれK54に入ると、さらに静かでのどかな道になる。
山に向かって上っていく。
途中で振り返ると、いい風景だ。
道は一旦谷に戻り、その後九十九折りが始まる。
出だしは勾配が急だったが、すぐに落ち着く。
この辺りで、仕事のメールに気付き、しばし休憩がてら連絡を取る。
結構走ってきたので引き返すことはせず、二度上峠までは行き、そこから予定を変更して長野原に下りることを決めた。
気を取り直して上り始めると、ツツジの花。
去年、榛名山で見た花と同じだと思う。独特の鮮やかさできれいだ。
カーブのたびに二度上峠までの距離表示があるので励みになる。
勾配も緩いし、淡々と上り、二度上峠に到着。
カーブを曲がると長野原町。
ここで、サプライズ!
えっ!北アルプスが見える!!
肉眼では、長野生活で見慣れた爺ヶ岳と鹿島槍かなぁと思っていたが、帰ってきて写真を確認したら、外れてた・・・。
一山ずつずれていた。
左から爺ヶ岳、鹿島槍、五竜岳、それで右端が唐松岳だ。
一つ疑問なのが、爺ヶ岳と鹿島槍の間にも山が見える。
なんだろう?
ネットで検索したら、剱岳とのこと。いや~ビックリ。
また、爺ヶ岳の左は剱御前とのこと。
立山も見えていたみたいだが、写真では3峰のうち右の2峰が写っているようだ。
それにしても、二度上峠にこんな風景が待っていたとは、本当に意外。
気持ちの良いダウンヒルで北軽井沢を目指す。
浅間山。この方向から見る浅間山が、いちばん形が整っているように思う。
北軽井沢のコンビニに着くと、長野原に下る前に昼食タイム。
暑いし、セブンのクーポンがあったので、冷やし中華のミニにした。プラス唐揚げ棒。
食べながら電車の時間を確認すると、長野原駅発14時21分があり、今から50分あるので多分間に合うだろう。
下り始める。
一度下ったことがある道だが、前回は湿気の多い空気で景色をあまり楽しめなかった。
今日は気温28℃ながら空気が乾燥しているので、草津方面の山が見渡せた。
広葉樹の大木が覆い被さって良い感じ。
分岐点が現れ、ネットで確認したら、右が長野原に向かう道だとわかる。
分岐点も良い景色。
ここからは一気の下りで、ほぼ下り切ったところでまたもや右折するが、結構上りが続くし、電車の時間も近くなってきたので、群馬大津駅から輪行することに方針転換する。
上ってきた道を引き返し、群馬大津駅にはすぐ着いた。
念のため発車時刻を確認したら、乗る電車がない!
ヤバイ!乗る電車は長野原草津口始発の電車だ。多分。
とにかく急ごう。
分岐点を勘で進んだら、最短で駅に到着。
改札に行って確認する。
発車8分前。
大急ぎで輪行袋に梱包し、改札を通る頃には、発車のブザーが鳴り始まる。
輪行袋を抱え、ダッシュ。ホームが結構遠い。
発車ブザーが鳴り終わる頃、電車が見え、車掌さんが気付いてくれたので、無事車中の人となった。
途中の記念撮影が余計だったのだが、結果オーライだ。
電車に揺られること1時間20分。結構時間がかかったが、車窓から見る風景はきれいで、赤城山、上州武尊山とかも、はっきり見えた。
群馬総社駅で下車し、無事帰宅。
いいサイクリングだった。
走行距離:81.90km、所要時間:約6時間、AVE:19.2km/h、グロス:13.7km/h、獲得標高:1443m