2017年11月

胃カメラを飲むことになった・・・。

貧血の治療で鉄剤を飲み始めて約2ヶ月が経過した。

その効果もあって、マラソン練習では疲れが回復しやすくなった気がする。

今日の血液検査の結果でも、主要な数値に改善が見られた。
  • 赤血球数:371→392(10^4/μL)
  • ヘモグロビン濃度:11.9→13.1(g/dL)
  • 鉄:98→163(μg/dL)
  • フェリチン:11→34(ng/mL)
しかし、担当の医師の考えでは、鉄やフェリチンの改善具合が鈍いらしい。

おそらく、胃からの出血があるか、胃壁が荒れているか、ピロリ菌に感染しているか、といったところだそうだ。

というわけで、胃カメラで診察することを勧められた。

大腸内視鏡では、経験は何度もあり、最近は心理的な抵抗感が薄れてきたが、胃の内視鏡は未経験だし、聞くところによると結構苦しいそうなので、すぐには決断できなかった。

出血が認められた場合、大腸ポリープの時と同じように、クリップのようなもので止めるそうだ。

こんな説明を受けながら再度勧められたところで、ようやく決断した。

発想を転換すると、出血箇所が見つかって止血すれば、貧血を根治できるからだ。

ピロリ菌などが原因の場合でも、薬を飲んで治すことができるとのこと。

これで、貧血とおさらばできればいいのだが・・・。


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八王子みなみ野周辺で2時間走

金曜日に有給休暇を取って自宅に帰ってきた。

長野に比べると、やはり暖かい。

自宅に帰ってくると食欲が止まらなくなるので、エネルギー消費のためにも、2時間走に出かけた。

東京は、冬型の気圧配置の時は、強力なとき以外は基本的に晴天。

みなみ野の外れに新しい病院が建設されているが、隣接地にはススキが一面に広がっている。
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いつものとおり、町田方面に向かう。

町田街道には出ず、直接相原駅に向かい、駅構内を通って線路を渡る。

駅から見る横浜線の風景は、お気に入りの一つ。
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この山の中に向かう風景がローカル線的で、なかなかいいと思う。

途中、イチョウの木が色づいていた。
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八王子バイパスの歩道を進み、一旦片倉に下ってから、八王子みなみ野に上がる。

みなみ野から見る高尾山方面もお気に入り。
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行きで見たススキの原っぱを、上から見下ろす。
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東京都内でこの風景は、なかなかないと思う。

中央には、近所のお寺の五重塔が見える。

みなみ野のオアシス、栃谷戸公園。
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気持ち良く21kmを走りきった。

貧血がだいぶ改善されてきている気がする。


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赤石隧道・下栗の里サイクリング

先週に引き続き、日曜日に強行軍でサイクリングに行ってきた。
赤石隧道、下栗の里(121km)

週半ばの段階で、天気予報は土曜日が雪で日曜日は晴れ。

しらびそ高原は、ちょっと厳しいかなぁ。

金曜日にはレンタカーの予約をしないといけないので、金曜日の時点の天気予報で決断することにした。

天気予報は結局好転せず、しばらく迷う。

しらびそ高原の市道の冬季閉鎖は確か12月上旬だったよなぁ。

とすれば、まだチャンスはあるかなぁと思いつつ、冬季閉鎖の日時を改めて確認してみたら、なんと3日後(11月20日)に控えていることが判明した。

これは、行くっきゃない!

すぐに、レンタカーの予約を入れた。

翌日、ふと「ハイランドしらびそ」のライブカメラを覗いてみたら、真っ白の雪景色。
11h

11h-2

え~っ!まずいじゃん!!

現在もマイナスの気温なので、明日の朝から晴天になったとしても、雪が溶けることは考えにくい。

下栗の里は雪がないようなので、行けるところまで行って、その後は歩きかなぁ...
11h

土曜日の夜は早めに床に就いて、午前2時起床。

レンタカー屋からは、2時50分ぐらいに出発することができた。

深夜のR19は予想どおりガラガラで、雪のちらつく中、駒ヶ根のはずれにある道の駅を目指す。

道の駅田切の里には、空が白み始めた午前5時40分頃に到着。まさに、予定どおり。

心配だった天候は、なんと快晴!
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排便を済ませ、午前6時10分に出発。

まずは、中央アルプスの山々を右手に眺めつつ、バイパスを南下する。
PB190041

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飯田までは、無風の中、下り基調のR153を南下する。

気温はマイナスのようでかなり寒いが、最初のトンネルの牧ヶ原トンネルをくぐってびっくりした。

トンネル内は、まるで暖房が効いているような暖かさ。

外は相当寒く、防寒具は上下とも脱ぐことができない。

飯田の街には、ちょうど2時間で着いた。

あらかじめ調べておいた、K251に左折する手前のローソンで補給食を買い、その100m先にあるすき家で朝食の牛丼を食べる。
PB190049

腹ごしらえを終えた後は、進路を赤石隧道に向けK251に左折する。

今回、下栗の里へのアプローチは、JR飯田線の平岡駅や、道の駅遠山郷をスタート地点の候補に挙げていたが、地形図に表示された「赤石隧道」に魅力を感じ、今回のルートに決めた。

平野部を抜ける地点で後ろを振り返ると、飯田市街の向こうに中央アルプスの山並み。
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日差しが暖かくなってきて、上り坂で身体が温まってきたので、ようやくカッパの上着とウィンドブレーカーのパンツを脱ぐことができた。

赤石隧道はK251をひたすら進めばよいのだが、道路標識の上村方面に従って進んでいく。

しばらく谷沿いに進むが、その後、ルートは丘を上がっていくようになる。

地図を良く下調べしたわけではないので、深く考えず進んでいくと、景色がだんだん良くなってくる。
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結構上ったかなぁと思っていたら、道は下りに転じ、谷まで下ることになる。

突き当たりがT字路で、左から来る道は細いが飯田市方面まで続いているみたい。

どこかで間違ったのかなぁ...

谷沿いの道を淡々と上ると、急に勾配が強くなり、山の間からは中央アルプスの山が少し見えるようになる。
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大きな砂防ダムがあったのだ。

ダムの上は、ちょっとしたダム湖になっていた。
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その上流は広大な河原になっていて、キャンプ場になっている。
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この先で、進路を大きく左に転じると、目の前に巨大なループ橋が現れた。
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三遠南信道の一部完成した区間だ。

ループ橋の入口には、当然のごとく、自動車専用道の標識がある。
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実は、2ヶ月ほど前の計画段階では、自動車専用道とは知らずこの道も候補にしていたのだ。気付いて良かった。

この地点を通過し右に折り返すと、さっき見たループ橋を見下ろすようになる。
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ループ橋の先は上村に向かう矢筈トンネルだが、その逆方向は道が山に突き当たって終わっている。

こんな調子だと、三遠南信道の全線開通はいつになるやら。10年先、いや20年先か?

赤石隧道に向かうK251は、矢筈トンネルができたので、全くと言っていいほど交通量がない。

おかげで、静かでいい道だ。
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こんな切り通しもあり、ワイルドな感じがいい。
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往復で出会った車は、おそらく堆肥用の落ち葉を集めに来た軽トラと、昆虫採集のトラップのような器具を持っていて研究者と思われる方々が乗った車の2台だった。

高度が上がるにしたがい、中央アルプスの山並みが見え始めるが、残念なことに伐開された地点がない。
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カラマツが黄葉し、日差しで輝いて見える。
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結局最後まで、中央アルプスの眺望が開ける箇所はなかった。
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ようやく赤石隧道に到着。こちら側は、なんか素っ気ない。
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トンネル内は真っ暗で、結構長い。

トンネルの向こう側には素晴らしい景色が広がっていた。
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振り返ると赤石峠の標識もある。
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やっぱり、峠と名の付くところはいいなぁ。

トンネル上部には、赤石隧道の銘板もちゃんと埋め込まれていた。

ここからは、上村まで結構長い下りとなる。ダイナミックな景色を楽しみながら、落ち葉に注意しながら下っていく。
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向こう側に見えている山並みは雪をかぶっている。
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やはり心配したとおりだ。

赤石峠には全く雪がなかったので、これならしらびそ高原まで行けるかなぁと期待していたが、やはり厳しいかなぁ。

しらびそ高原に行けないとしたら、どうするか?

遠山郷に下りて天竜川経由で車のデポ地点まで戻るか?

いや、それは避けたい。冬型の気圧配置による北風に逆らって北上するのは、あまりにも辛い。

かといって、今越えてきた赤石峠をもう一度越えるのも、ちょっと辛い。

こんなことなら、輪行のセットを持ってくれば良かった。そうすれば、天竜川沿いの適当な駅から田切駅まで輪行し、道の駅まで戻れたのに...

失敗したかなぁ...

なんとか、しらびそ高原を通過できないものかなぁ、と考えながら下っていく。

こちら側にも切り通しがあった。埼玉の中津川林道を思い出す。
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とあるヘアピンカーブを曲がると目の前には鮮やかな紅葉。
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今年見た紅葉の中で一番鮮やかだ。
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ようやく民家のあるところまで下ってきた。
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巨大な砂防ダム
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R152に出て数百mで、下栗の里に向かう道に入る。
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ここからは、結構急坂。10%ぐらいの坂が続く。

途中、水神様が祭られている水場があったので、今回のサイクリングの無事をお祈りするとともに、御利益があるようにと、水を少し飲んでいく。
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中立という地点で一息入れることにし、菓子パンを1個食べる。
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振り返ると、柿の木の向こうには、赤石峠方面が見える。
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ここを過ぎると勾配が少し落ち、細い尾根を回り込むと、そこには南アルプスの山並みが。
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ここからは、一般車は直進しなければならないが、こちらは自転車なので、展望を求めて尾根上の道を進むことにする。

尾根上だけあって、景色がよい。
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やがて道は下りに転じ、少し上り返すと絶景ポイントに出た。
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このすぐ上が、飲食施設の駐車場になっていた。

駐車場の入口には、見たくない情報が。
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やっぱり無理かなぁ...

いよいよ雪が積もってくれば引き返すか、状況次第では押していくか考えながら、とりあえず進んでみる。

立派なアカマツの林
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急坂を上っていくと、前進は突然終了することになる。
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冬季閉鎖が1日前倒しされたようだ。

遭難でもしたら洒落にもならないので、ここは潔く引き返すことにした。

さて、この先どうするか?菓子パンを2個食べながら思案する。

現地点の標高が約1200m。しらびそ高原まで行くとしたら、あと700mぐらい高度を稼がなければならない。

ということは、赤石峠をもう一度上り返しても、稼がなければならない高度は、そう変わらないということか。

これで赤石峠を上り返すことに気持ちの整理が着いた。

そうと決まれば、下栗の里を少し観光していこう。

ビューポイントはパス。
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ちょっと横道に入ってみる。
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さらに歩いていくと、ビューポイントの展望台が見えた。
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下りながら景色を楽しんでいく。
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景色を楽しんだ後は、来た道を戻る。

上村の中心部を再び通過し、K251の峠道を上る。

心配していた勾配は、上ってみると、それほど厳しくなく、シッティングで淡々と上っていける。

対岸の斜面には、斜面に張り付く集落が見える。
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下っているときはあまり気付かなかったが、上り返してみると、紅葉した木が所々出てくる。
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下ってくるときに見た紅葉木。曇り空の下では鮮やかさが少し抜けた感じがする。
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高度が上がるに従い、景色も良くなる。
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しらびそ高原向かう尾根筋
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地形図と照らして確認したら、右端の山が最高到達点の少し先にある炭焼山、左端の山のすぐ右の凹みがしらびそ峠。

朝見た雪をかぶった山は、しらびそ峠周辺だったのだ。

南アルプスの稜線には雲がかかり始めてきた。寒気の吹き出しが始まったのだろう。
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ようやく峠に到着。
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トンネルの向こう側
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朝通ったときは気付かなかったが、こちら側にも赤石峠の標識があった。

雪がちらつき始め寒くなってきたので、用意した防寒具をすべて身につけて下っていく。

朝通過したT字路。大型車通行禁止の表示がある。
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道は、渓谷の中を通る雰囲気のいい道。
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広い道に出たと思ったら、この地点が、丘を越える道との分岐点だったのだ。
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朝防寒具を脱いだところまで戻ってきた。中央アルプスは雲の中。
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午前中は、寒気の吹き出し前の、束の間の好天だったのかな。

できるだけ来た道は避けたいので、天竜川の左岸沿いの道を北上していく。

幸いなことに、冬型の気圧配置だというのに、南からの追い風に押されて快調に走ることができ、ラッキーだった。

豊丘村は果樹の栽培が盛んなようだ。
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曇り始めていた天竜川の東側は、晴れ間が出るようになってきた。

ここで、天竜川を渡る。
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R153に出ると、やはり交通量は多い。

南風で竹藪が結構揺らされている。
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ここからは、追い風が吹いたり止まったりで、上り基調ということもあり、結構疲れが出てくる。

松川町辺りからの南アルプス方面
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中央アルプス方面は相変わらず。
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中川村から飯島町までの、河岸段丘の最後の上りは、エネルギー切れで結構辛かったが、上りきると道の駅まで3.9kmの標識が現れて、ようやくホッとした。

出発して約10時間でスタート地点まで無事戻ってくることができた。

道の駅で地元野菜や果物、自宅へのお土産を買い、下道主体で約4時間掛けて無事帰ってくることができた。

赤石隧道は、当初はしらびそ高原の付け足しみたいなものだったが、行ってみたら、すごくいい雰囲気の峠道で、メインディッシュと言ってもいいぐらいだ。

往復して越えて良かったと思う。


走行距離:121.36km、所要時間:10時間9分、AVE:15.9km/h、グロス:12.0km/h、獲得標高:2814m


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野麦峠・長峰峠・地蔵峠サイクリング

週末の旅に台風などで雨が降り、先週の天気が良かった三連休は自宅で過ごした。

そのため、サイクリングは約1ヶ月ぶり。

1週間前の天気予報では雨だったが、天気の変化が早まり、金曜日の時点では、県北部を除けば、土曜日の晩から日曜日は晴れの予報。

そこで、冬期閉鎖を今月16日に控えた野麦峠に行くことにした。
野麦峠、長峰峠、地蔵峠(153km)

土曜日は仕事関係の用事で松本に。

午後から晴天だったが、北アルプス方面は雲の中。でも、冬型の気圧配置はすぐに緩む予報なので、予定どおり土曜日の夜に出発することにした。

まずは、自転車の仕様変更。ライトを2灯体制にするためにはフロントバックを使えない。

そこでサドルバックを使用するのだが、使用中のシートピラーとサドルではサポーターが着かないので、シートピラーごと、以前使用していたフィジークのアリアンテに交換する。

さらに、輪行でフレームに傷を付けないよう、梱包材を巻く。準備完了。
PB110036

あとは、コースの最終確認。

以前、乗鞍岳に行ったときに使った、松本行き最終電車、長野駅発22時55分に乗るのだが、22時頃になって日の出の時刻を調べたら、6時22分。7月に乗鞍岳に行ったときよりも1時間45分も遅い。

乗鞍岳に行ったときは、上高地と安房峠の分かれで空が白み始め、午前5時16分に安房峠に着いている。

今回のコースと比べたら、野麦峠までの距離と標高差は、安房峠とほぼ同じ。

ということは、前回と同じペースと仮定すれば、真っ暗なうちに野麦峠に着いてしまう。

野麦峠は氷点下になるので、暗いうちに峠を下り始めるのはリスクが高過ぎる。

ここで迷いが出てしまったが、ペースを落とせばいいからと考えて、予定どおり出発する。

しかし、駅までの半分の地点まで行ったところで、オーバー手袋を忘れたことに気付き、ダッシュで取りに戻る。

ついでに、薄い長袖のTシャツも持ってくる。

輪行を終えて改札口に着いたのが発車の4分前。やれやれ。

電車は前回同様すいていて、篠ノ井を過ぎると、ロングシートの上に横になって仮眠を取る。

松本駅には予定どおり24時10分に到着。

今回も、野麦峠からのダウンヒルに備え明るくなる6時頃に峠に着けばいいので、急ぐ必要はない。

松本駅出発は、0時40分。
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前回と同様、R158を淡々と走る。

今回も波田のセブンイレブンで休憩しようと思って走っていたら、ごく弱い霧雨のようなものが降ってきた。

当初は、路面が濡れるほどのものでなかったが、コンビニに着く頃には、路面はしっとりと濡れている。

とりあえず、コンビニで夜食と補給食を買って、店の前でカップ麺とおにぎり大1個を食べる。

食後にスマホを確認したら、レーダーに雲は見当たらないし、天気予報に変更はないので、多分、冬の山間地特有の時雨だろうと思い、続行することにした。

いまさら、戻って泊まるところもないし...

出発すると、新島々辺りで雨は一旦止んだが、その後また降り始め、雨の密度が増してきた。

困った...この寒さで雨に濡れてしまうと、命に関わる。雨具は持ってないし...

当惑しつつも、そのまま進むと、やがて雨は止み、道の駅風穴の里に着く頃には、星空が見え始め、路面もドライに変わった。
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ふ~、良かったぁ。

道路情報では、気温は1℃。まあ、予想どおりかな。
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さらに進むと、マイナス1度まで下がる。
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星空はだんだん広がってきて、進行方向に、まずオリオン座が確認できた。

写真に撮るのも試みたが、カメラの性能が悪く、ほとんど写らない。

走ったり止まったりで、だんだん寒くなってくる。

ふとガードレールを見ると、霜が降りてキラキラ光っている。寒いわけだ。

奈川渡ダムのトンネル内の分岐点。今回は、左に進む。
PB120061

このあと、いくつもトンネルを通るが、トンネル内はナトリウム灯の照明が明るく安心できる。交通量も無いに等しい。

奈川の集落に近づくと、星空は満天となり、星を見ながらの走行となる。

オリオン座以外には、さそり座、カシオペア座、おおぐま座を確認できた。

月は半月ぐらい
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冬の星空なので、星の数も多く、こんな澄んだ満天の星空は、何年振りだろう。

時間に余裕があるので、奈川の道の駅のような施設で休憩していく。
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ここでは自販機でホットドリンクを買おうと財布の中を見て、目が点になる。

1万円札、5千円札、少々の小銭。

今回ドリンクを買うと、このあと、コンビニまで買い物ができない。

しかし、身体も冷え切っているので、ここで暖を取るため、温かいドリンクを買い、菓子パン2個を食べる。

かなり寒いので、とにかく補給をしっかり取らないと、体調を崩してしまう。

ここまで、下半身のウェアは、ランニング用のタイツに夏用のレーパン、長めの靴下だが、さすがに寒いので、下り用に持ってきたウィンドブレーカーのパンツをはいていく。

さて、スタートすると、一旦ダウンヒルが入るが、その寒いこと!

北海道の真冬のスキー場で直滑降しているのと同じ。

下りが終わるとホッとする。

境峠方面と分かれると、家の数もだんだん減り、そのうち山の中になる。

ここで後から車の音。オープンカーのユーノスロードスターが追い抜かしていった。

こんな町寒い夜道をオープンカーとは、物好きもいるもんだ。人のことは言えないが。

上っていると寒さも紛れるようになるが、今度は睡魔が襲ってきた。

眠くて蛇行してしまうので、ガードレールに近寄ると谷に転落しそうで怖い。

眠さの原因は普段走行中は掛けないメガネかなと思い、外すと少し楽になった。

しかし、しばらく行くと、また蛇行が始まる。

今度は立ち止まってラジオ体操の体側を曲げる運動をしてみたら、これが効果的で、睡魔は収まった。

ふ~、良かった。

その頃から、道は谷筋を離れ、山腹を折り返しながら上っていくようになる。

いつしか満天の星空も、徐々に星の数が減ってくる。

あ~、ようやく空が白み始めてきたんだぁ...しみじみ...

東側の視界が開けると、山並みに明るみが差している。夜明けは近い。
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頭上には月。
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進行方向を変えると、お~、ついに乗鞍岳が目に飛び込んできた。
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徐々に明るくなってくるので、気分も上がる。
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そして、ようやく、野麦峠に到着。まだ夜明け前の5時55分。
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追加で持ってきた薄い長袖を着込み、ネックウォーマーで口も覆い、完全防備で峠を下り始める。
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野麦峠の長野県側は、立ち漕ぎが必要な急坂だったが、こちらはなだらか。
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路面は基本ドライだが、時折道を横切る湧き水がシャリシャリに凍っている。
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一度は氷の中に突っ込み、山側の路肩まで寄ってしまったが、事なきを得た。

紅葉が終わった風景を見ながら、ゆっくりと下っていく。
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ようやく、野麦の集落に到着。
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サドルバックには霜が降りている。
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ちょうど気温表示があった。マイナス5℃。
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ということは、峠はマイナス7~8℃ぐらいだったのかな。

さらに下っていくと、道は一旦沢筋から離れ、寺坂峠に向かって上っていく。

寺坂といえば、学生時代にパン工場でバイトしていたときに、寺坂さんというカッコイイお姉さんがいたなぁ。懐かしい。

一気に峠まで行こうと思っていたが、御嶽山と思われる白い山が見えてきたので立ち止まる。
PB120148

峠の頂上は、ここからすぐだった。ここでも、マイナス5℃
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ここからの下りは、特に景色に期待はなかったが、折り返して走行方向が変わると、突然目の前に乗鞍岳が現れた。
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見る方向が変わると山の形も当然変わる。

阿多野郷の集落の直線区間に差し掛かると、なんとランドナーに乗った人が上ってくる。

時刻は7時20分。こんな時間にここを上っているということは、どこに宿泊したのだろう?

振り返ると、壮大な乗鞍岳。このすれ違った人は、これを見ながら上ってきたんだ。
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野麦峠は、岐阜県側から上った方が正解かも。

さらに下っていくと、夜明け後の最初の車とすれ違う。車の屋根にはロードバイクが積まれていた。

どこかに車をデポして野麦峠に行くのだろうか?

そして、ようやくダム湖まで下りてきて、寒いダウンヒルは終わった。
PB120178

ここからは、木曽町との境、長峰峠に向かって上り返す。

こちらは勾配が緩いので、気持ち良く上っていける。

早く日向に出ないかな~、と思って走っていると、突然後輪に異変が発生。

パンクだー。
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しばらくチューブラーを使っていたので、クリンチャーのチューブ交換に手こずる。

パンクの原因を探すと、1mmぐらいの小さな岩のカケラが刺さっていた。

その時見つけたのがこれ。タイヤが劣化して、一部剥がれている。
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こんなのが2箇所もあった。

応急修理用に持っているガムテープをタイヤの裏側に4重ぐらい貼り応急措置とする。

チューブ交換とタイヤの修理に30分弱も掛けてしまった。

スタートすると、ようやく念願の日向に突入。
PB120188

ウィンドブレーカーのパンツを脱ぐと、脚も軽くなった。

日和田の交差点ではマイナス3℃。まだ寒いなぁ。
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峠が待ち遠しくなってくる。

道路沿いには、ここはランナーが走っているので注意するよううながす標識が所々設置されていて、高所トレーニングで実業団の選手が走りに来るのかなぁと思っていたら、まさに一人の女性ランナーが走っているのに追いつきびっくりした。

追い越すときに挨拶したが、市民ランナーのようだった。

そして間もなく、御嶽山が顔を出した。
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御嶽山はすぐに隠れたが、峠からの眺望に期待が高まる。

長峰峠に到着。
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下り始めると、御嶽山が再び顔を出した。
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ここから開田高原までは、勾配が緩くカーブの多い気持ちのいいダウンヒル。

ここで、2人組のロードバイクの方とすれ違う。彼らも服装は完全防備だ。

開田高原まで下りてくると、気持ちのいい風景が広がっていた。
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進行方向には中央アルプスの山並み。
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ここからは、御嶽山の展望のオンパレード。
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西野川を渡る。
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川を渡り九蔵峠に向かって上り始めると、御嶽山がドーン。
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九蔵峠の手前には御岳山展望台があった。

展望台には木材チップで舗装された細い道が作られている。
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出島のようなところに展望台はあった。

樹海の上に鎮座する御嶽山は、まさに絶景。
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入口まで戻って御嶽山を見ながら菓子パン2個を食べる。

次は、九蔵峠。
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ここにも展望台があったが、先客がいたこともあり写真を撮るのは割愛した。ほぼ同じ風景だし。

九蔵峠の下りが終わり、集落に出る手前で右のペダルの異変に気付く。

どうも固定が甘いようだ。

ちょうど広場に出たので下りて確認してみたら、クリートがはずれかかっていた。
PB120228

ネジが1個脱落しているし、他の2個も緩んでいた。

左足の方も緩みは同様だった。新しいシューズなので、確認すべきだった。

その後は緩いアップダウンを繰り返すと、小学校のある大きめの集落に出た。

今通ってきたR361はここから地蔵トンネルに向かう。

地蔵トンネルの方が上りが少なく道も広いが、ここは折角だから、右折して旧道である地蔵峠を越えていくことにする。

上りは思ったより長く、眺望も開けないので黙々と上るが、傾斜が落ちる頃にようやく展望台があった。

地蔵峠展望台
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峠はここから数百mぐらいだったかな。

地蔵峠に到着。
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道標の横には乗鞍岳が見えるではないか。ラッキー!来た甲斐があった。
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峠には、円錐形の印象的な木と、お地蔵さん。なかなかいい雰囲気の峠だ。
PB120238

ここから木曽福島の街まではずっと下り。

車は地蔵トンネルの方を通るので、こちらの旧道はホントに静か。

その分、路面に落ち葉があるなど、危険な状況もあるので、写真を撮りながら、ゆっくり下っていく。

途中、4人組と思われるグループの方々とすれ違ったが、3人がランドナー、1人がマウンテンバイクだった。

この峠道は、やはり、ランドナーが似合う峠だと思う。

突然、展望が開け、南アルプスの山が見えたので、立ち止まる。
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ふとガードレールの向こう側に視線を落とすと、あっ、滝だ。
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ちょうど滝の落ち口だったのだ。

少し歩いて戻り、落ち口を上から覗く。
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普通の小川がすごい滝になるんだなぁ。

滝に向かって下っていく道
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滝の真下まできた。
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滝の落差は当初135mだったが、道の改修で現在は100mだそうだ。

説明板によれば、この唐沢の滝は、王滝村の氷が瀬、上松町の寝覚ノ床と並び木曽三勝と呼ばれるとのこと。

へ~、そうなんだ。他の2つは既に見ているので、これで三勝を極めた。なんか得した気分。

ここからは、黄葉を楽しみながらの下りとなる。
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今年の紅葉は去年と違って色が悪い。雨が多かったせいだろうか。

すごく絵になる風景に出た。
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見上げると、未明に見た半月がまだ空にあった。
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さらに黄葉を楽しむ。
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木曽福島の町はずれでR19に入ると、最後の目的地である奈良井宿に向かう。

R19は大型などの交通量が多く、結構神経を使う。

途中、コンビニに寄って最後の補給。

おにぎり大1個、牛肉コロッケ1個、菓子パン1個を食べる。

奈良井駅から輪行で帰りたいと思っていたので、ここで電車の時刻を確認したら、13時25分発の電車を逃すと次は15時56分発となる。

現在、12時25分で、あと1時間。輪行作業を除くと45分しかない。

ちょっと無理かなぁ。

2時間以上も待つのは嫌なので、目的地を塩尻に変更する。

目標は塩尻発14時54分発の特急しなの。

そうと決まると、いざ奈良井宿へ。

鳥居トンネルは道幅が狭く危険なので、姥神トンネル、奈良井ダムと迂回して、奈良井宿には13時15分頃に到着。

奈良井宿の駐車場脇のごく短いショートカットの山道を通り街道筋に出る。

街道筋の入口。大木が立っていた。
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案内表示。古い町並みは結構長い。
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ゆっくりと流す。
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奈良井駅のホームの上
PB120283

ここから再びR19に戻り、先を急ぐ。

塩尻までの距離はわからないが、ギリギリかなぁ。

R19は全体的には下り基調だが、旧街道を避けたり、鉄道の跨線橋だったり、意外とアップダウンがある。

予定の電車に間に合うよう、とにかく一所懸命自転車を漕ぐ。

塩尻ICまでの距離表示が出始めると間に合いそうな雰囲気になってきた。

あと4~5kmかと思っていたら、急に塩尻駅1kmの表示がでて、これで一安心。

塩尻駅には、14時25分前に到着。
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発車までにちょうど30分あるので、ちょうどいい時間。

乗車前に缶コーヒーを買って、無事車中の人となる。

松本からの北アルプスの風景は素晴らしく、姨捨からの善光寺平の風景もすごく良かった。

徹夜で走ってきたので時折寝落ちしそうになったが、景色を楽しむため何とか堪えた。

帰宅後は、汚れた自転車の掃除、風呂、食事支度と食事の順にこなす。その後、写真の整理をし始めたが、20時から女城主直虎を見たら、作業する気が失せてしまい、布団を引いてバタンキュー。

月曜日の深夜に至り、ようやく書き終えた。

今回は、本当に会心のサイクリングとなった。


走行距離:152.52km、所要時間:13時間40分、AVE:16.1km/h、グロス:11.2km/h、獲得標高:2771m


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八王子みなみ野の近辺でジョギング

10月の週末は雨ばかりで、サイクリングに1回しか行けなかったので、三連休の初日にサイクリングをしてから自宅に帰ることも考えたが、天気図に惑わされサイクリングは止めにした。

今朝、小谷村のライブカメラで栂池自然園と白馬三山を見たら、快晴だった。

ちょっとショックを受けた。

気を取り直し、天気もいいし、この2日間走っていないので、自宅に帰ってきて2時間走をするときの定番コース、相原方面に向かう。

椚田の自宅から、まず北野街道に下って、みなみ野の台地に上がる。

七国に向かう高級住宅地の道路は走りやすく、3~4人のランナーとすれ違う。

相武CCの峠を越え、町田市に。

相原十字路には向かわず、真っ直ぐ相原駅に向かうため、また小さな峠を越える。

相原駅の構内を経由して、八王子バイパスに。

八王子バイパスの片倉出口から片倉台を下るのだが、下りはじめの風景お気に入り。
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真っ直ぐ下り、日本文化大の前を通ってR16に。

交差点の右側にあったファミマが左側に移転し、右側にはラーメン花月園が新規オープンしていた。

JR横浜線のガードをくぐり、再び八王子みなみ野に上がる。

七国の一番奥まで緩い坂を上り、方向を転換したところにあるセブンイレブンでドリンク休憩。

ここから北野街道までがクライマックスかな。

みなみ野の秋
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色とりどりのケヤキ並木
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八王子南バイパス建設予定地から見る富士山
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脚が軽いので、栃谷戸公園に寄っていく。

ここは、八王子の秘境。棚田や石橋が整備されている。

今日は、ちょうど稲刈りのイベントだったようで、都会ではなかなか見ることのできない光景を見ることができた。
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これで見所も終わり。

秋晴れの気持ちいい気候の中での2時間走は楽しかった。


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11月のトレーニング記録

29日(水)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×4本(21秒→28秒)、インターバル徒歩(9秒~10秒)
  • ダッシュの合計タイム:1分39秒、インターバルの合計タイム:29秒、計:2分8秒
  • 休憩3分
  • 計5.6km、40分1秒

●メモ

  • 昨夜の飲み過ぎの影響か、4本目でギブアップ。ペースを維持できなくなった。
  • 金曜日に再度チャレンジしよう。


27日(木)

●メニュー
  • 青木島方面へのジョグ
  • 10.0km、57分51秒

●メモ

  • ジョグも前足着地で走る。
  • 足首の力を抜いて前足から着地する感じ。
  • 10kmのジョグとして、最近のタイムでは良い方のタイムだった。
  • 無駄がなくなったのかな。


25日(土)

●メニュー
  • 椚田運動公園下まで往復ジョグ
  • 坂道でスプリントインターバル:280mダッシュ×8本(1分4秒~同10秒)、インターバルジョグ(1分55秒→2分34秒)
  • ダッシュの合計タイム:8分50秒、インターバルの合計タイム:16分5秒、計:24分55秒
  • 休憩3分
  • 計8.3km、59分45秒

●メモ

  • インターバルのダッシュを前足着地で走ってみたら、ポンポン弾むように走ることができた。
  • 弾むといっても上下動が大きくなるのでなく、尻を使ったキックが強力になった感じがする。
  • 上り坂だし、前足着地なので、着地衝撃も大して感じない。
  • このコースは最後に勾配が強くなるので、よく追い込める。


24日(金)

●メニュー
  • 相原、みなみ野方面ジョグ、21.0km、2時間4分31秒
●メモ
  • 貧血が改善されてきているみたいで、終始快調に走ることができた。
  • 下りで前足着地を試してみたら、着地衝撃が小さいし、ブレーキもかかりにくい。
  • ヒザで走っていたときは、前足着地でふくらはぎを酷使したが、尻で走れるようになった効果でふくらはぎへの負担は軽い気がする。
  • 前足着地は、あくまで尻で走ることが前提。
  • 脚の付け根がくの字の状態で力を溜め、キックと同時に開放(伸展)させるイメージ。


22日(水)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(22秒→28秒)、インターバル徒歩(7秒~10秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分31秒、インターバルの合計タイム:1分5秒、計:4分36秒
  • 休憩3分
  • 計6.1km、44分48秒

●メモ

  • インターバル走のタイムは、ほぼ同じ。疲れは抜けている。
  • クーリングダウンと帰りのジョグは、いつもよりかなり遅かった。


20日(月)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(1050m×3周)
  • 6.2km、44分3秒

●メモ

  • サイクリングの疲れがあり、走る気力無し。
  • ペースはキロ7分ペースだったが、エネルギー切れだったのかもしれない。


18日(土)

●メニュー
  • 青木島方面へのジョグ
  • 11.2km、1時間13分10秒

●メモ

  • 14kmのコースを走るつもりで家を出て、初めはいつものペースだったが、疲れのためペースダウン。
  • 昨日の練習後13時間なので、疲れがあるのかな。
  • 途中ショートカットして、ゆっくりと淡々と11kmを走った。
  • 明朝からのサイクリングのためにも抑えて良かったかも。


17日(金)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(22秒→28秒)、インターバル徒歩(9秒~10秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分32秒、インターバルの合計タイム:1分9秒、計:4分41秒
  • 休憩3分
  • 計6.1km、40分19秒

●メモ

  • 脚が軽い。その証拠に、若里公園までの往復のジョグが行きも帰りも速い。
  • しかし、インターバル走のタイムは前回から足踏み。
  • 追い込みの感じから1ステージ上がったような気がしていたが、気のせいだった。


16日(木)

●メニュー
  • 青木島方面へのジョグ
  • 10.0km、58分44秒

●メモ

  • 疲労はあまり感じないが、ペースは意外と上がっていない。
  • 大臀筋をより動員させるには着地を少し前にした方がいいと感じた。


15日(水)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(21秒→29秒)、インターバル徒歩(9秒~11秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分31秒、インターバルの合計タイム:1分8秒、計:4分39秒
  • 休憩3分
  • 計6.1km、41分50秒

●メモ

  • サイクリングの疲れは昨日のジョグで抜けたようだ。
  • 本数を重ねる毎に追い込んでいく感覚があり、8本目で一杯一杯の状態になったが、本来の田端式まで追い込めていないだろう。


14日(火)

●メニュー
  • 青木島方面へのジョグ
  • 10.0km、58分9秒

●メモ

  • 昨日は日曜日のサイクリングの疲れがひどく、帰宅もいつもより遅かったので、練習を休んだ。
  • おかげで、走り出しこそ脚が重かったが、大臀筋の疲れで腰が落ちそうになるのを堪え、しっかりと大臀筋の振り出しと大臀筋でのキックを心がけたら、調子が上がり淡々とペースを刻むことができた。
  • 明日はインターバル走ができそうだ。

10日(金)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(22秒→28秒)、インターバル徒歩(9秒~11秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分27秒、インターバルの合計タイム:1分9秒、計:4分36秒
  • 計6.1km、41分44秒

●メモ

  • 公園までのジョグでは、脚は軽いが少し疲れているかなぁという感じだった。
  • インターバル走でも追い込めきれない感じがした。
  • そのためか、帰りのジョグでの回復が早かった。
  • 家に帰ってタイムを確認したら、ダッシュの合計タイムが前回よりも10秒も速かったので、びっくり。
  • 高強度インターバルの効果が出始めたのかな。


9日(木)

●メニュー
  • 青木島方面へのジョグ
  • 10.0km、58分54秒

●メモ

  • いつもどおりの調子。


8日(水)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(23秒→29秒)、インターバル徒歩(9秒~11秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分37秒、インターバルの合計タイム:1分10秒、計:4分47秒
  • 計6.1km、43分9秒

●メモ

  • 高強度インターバルを続けてやりたくないのでジョグを挟みたかったが、週末のサイクリングから逆算して、今日は仕方なく高強度インターバルとなった。
  • ダッシュの前半はストライドを大きくして大臀筋に負荷を掛け、後半はピッチで稼ぐ。
  • 前回追い込み不足だった反省で、しっかり追い込むことができたが、タイムはほぼ同じ。疲れが残っているようだ。

6日(月)

●メニュー
  • 若里公園往復ジョグ
  • 緑地のジョグ(HIITの前後約1km)
  • 高強度インターバル(田端式アレンジ):130m×8本(23秒→29秒)、インターバル徒歩(12秒~9秒)
  • ダッシュの合計タイム:3分34秒、インターバルの合計タイム:1分12秒、計:4分46秒
  • 計6.9km、46分44秒

●メモ

  • 前々回メロメロになったルートを基本に130mのラインを設定した。中間付近が緩く低い丘になっている。
  • メロメロになった恐怖感から、ちょっと追い込み不足。
  • しかし、これまでのラインよりも、大臀筋を効かせられるので、いいラインになったと思う。
  • 次回はもう少し追い込もう。


4日(土)

●メニュー
  • ジョグ2.3km
  • 山田町の階段でSIT(83段の階段ダッシュ×11本)、ダッシュ(17秒~18秒)、インターバル(43秒→50秒)
  • ジョグ1.6km、計5.0km、39分30秒
●メモ
  • 朝起きたら全身が重い。昨日調子が良かった反動か。
  • 8月に一度やった、階段でのスプリントインターバル。
  • ダッシュのタイムは前回よりも1秒程度早い。
  • 11本やったが、オールアウトまでは行かず終わった。それなりに効果はあるだろう。


3日(金)

●メニュー
  • 相原、みなみ野方面ジョグ、21.2km、2時間3分19秒
●メモ
  • 今日の長野の天気予報は一日中晴れの予報だったが、天気図に惑わされてサイクリングは諦め、三連休なので自宅に帰ってきた。
  • 2日間練習を休んだのを取り返すために、2時間走に出かけた。
  • 午前中は体調が悪く風邪が疑われたが、走り出してみると調子がよく、終始調子良く走れた。
  • 貧血が改善されてきたのが1つと、昨晩と今朝、しっかりと食事を取ったのがよかったのかもしれない。
  • 長時間走の時は、前の日にしっかりと食べるようにしよう。

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プロフィール

sato

 キャノンボール(東京→大阪)にチャレンジしようと思ったのが、このブログを始めるきっかけです。
 このプロフィール画像は、キャノンボール初級編(名古屋→東京)の道中、箱根峠にて。

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