今日の課題は、肩の動作で肺を前のめりにすることで、脚を浮かせる試みと、キックのタイミングの変更。

まずは、キックのタイミング変更から取り組んでみる。

昨日の長距離走と水泳練習のため結構疲労があり、25m又は50mの細切れで練習する。

キックのタイミングを変更する理由としては、
①キックを強めに打とうとすると、つられて腕にも力が入ってしまい、現在のキックのタイミング(キャッチからプルへの移行時)だと、ゆっくり掻くべき時に強く掻いてしまうこと

②現在のキックのタイミングだと、ローリングから腰が戻っておらず、脚がやや深い位置にあるときにキックを打たなければならず、効果的に打てないこと

である。

そこで、プルの終盤(顔の下~胸の下)にキックのタイミングを合わせると、プルで一番力が入るときに一致するし、脚が浅い位置にあるときにキックを打てるので、好都合なのだ。

やってみると、左脚のキックは、割と簡単に合わせることができたが、右脚のキックをなかなか合わせることができない。

原因は、右手のキャッチを左手が入水するタイミングでするのが染みついていて、左手がリカバリーしている時に右手を始動させるのが難しい。

だいぶ合うようにはなったが、往復コースが混み出し、マイペースで泳ぎにくくなってきたので、片道コースに移って練習を続けると、半端なく脚が沈み出し、いくら引き上げようとしても浮かず、すごく失速するようになる。

少しパニクったが、冷静になって平泳ぎで蹴伸び姿勢を確認してみたら、原因がわかった。

脚の付け根前面部の突っ張り意識が欠けていたのだ。

調子がいいときは、意識しなくても自然とできていたみたいだが、疲れると脚が折れてくるようだ。

クロール中も、突っ張ることを強く意識すると、キックが若干窮屈だが、脚が浮くようになり伸びのある泳ぎを徐々に取り戻すことができた。

これからは、脚の付け根への意識は、絶対に欠かさないようにしよう。