前回の練習で肩の筋肉に頼ったプルをしていて結構疲れたので、今日は脇を開けて大胸筋主体で掻いてみた。

確かに楽ではあるが、1時間以上も繰り返し練習していると、大胸筋が結構張っている。

筋持久力が足りないのだろう。

今日は、1コースほぼ貸切状態だったので、色々と泳ぎ方を試してみた。

以下、イメージで勝手につけた呼び名と説明、感想。

①我流ノーマル
腕を伸ばす動作は水平で、脇を開いて肘を高く維持して真っ直ぐ掻く。腰のローリングが戻るのを待って掻き始めるので、キャッチアップ気味。ペースはのろいが長距離には使える。

②ピストン式
掻く動作と腕を伸ばす動作を完全に同期させ、感じとしては、腕の突き出しと手の掻きを同時に行う。したがって、肩の下までしか掻かない。手の指は閉じ、手首を折る→真っ直ぐ掻く→すばやいリカバリーと腕の突き出しで、速く回転させる。ストロークが短いので、回転が速い割に、呼吸の乱れはそれほどでもない。

③前乗り式
掻きとキックの勢いを足掛かりにして、前の水に乗り込む。掻きは、みぞおちの下辺りまで。前の水に乗り込むときに腕力と全身力が必要なので、結構疲れる。短距離向きかな。

④TI式
入水角度を深く取るので、重心が前に掛かりやすくなる。脚は良く浮いた状態を維持できるが、深いところから掻くので掻きにくいし、頭が完全に水没し息継ぎがシビア。ギリギリ口が出る。

⑤抱え込み式
懐を深くし、胸から上腕の下に水を抱え込む感じ。リカバリーは、ラダ・オーウェンのように入水直前まで肩の位置を高く維持する感じ。大きい動作での泳ぎとなる。肩が高い位置から入水するので、前に重心をかけやすいのかもしれない。次回に追求してみる価値がある。


まずは、我流ノーマルで、1/2右息継ぎで、ゆっくりと300m泳ぐ。50mラップは、多分70秒強か。300m続けて泳ぐことが確認できたので良しとしよう。

②、③、④は、瞬発的な力が必要で、今取り組んでいる遠泳には不向きな感じがする。

①~④のいずれにしても、中強度でのタイムが、50mで65秒ぐらいなのでメリットが小さいと思う。

なお、キックに注意し、ほどよく強く打てたときは55秒ぐらいで泳げたので、今後は上半身の持久力をつけることと、キックをきれいに打つことが課題だと思う。 

また、⑤は、我流ノーマルに取り込むことができるかもしれないので、次回以降取り組んでみよう。