クロールに夢中になって以来、本やあちこちのWEBサイトを読み漁っている。

水泳関連の本は割と最近の本だけれど、1軸とか2軸とかの解説はなかった。

併せてよく見ているWEBサイトや動画では主に1軸と2軸の両方が紹介されているものもあったが、あくまで1軸をマスターしている人向け的な扱いだった。

そのため、これまでずっと1軸クロールを練習し、最近ではキャッチは不十分なものの、S字プルもできるようになったし、ローリングもできるようになっていた。

日曜日の練習ではキャッチの感覚が掴めるようになり、キャッチの技術を向上させようと帰宅後にネットサーフィンしていたら、クロールはキャッチとプルで7~8割決まるという説を見つけた。

さらに調べると、プルの効率的な方法は、掻くのではなく、キャッチした手を支点に身体を引き寄せるというのがいいいらしい。

早速、今日の仕事帰りの水泳練習で試してみる。

感覚としては、キャッチして直ぐに肘を立て垂直にした前腕をカナディアンカヌーのパドルに見立て、パドルを引き寄せて進む感じ。

確かにこれはいい。瞬間的に力を入れてプルするので、S字プルに比べると、すごく単純。

ランニングで言う、初動負荷と同じだと思うので、体力の消耗も少ない気がする。

やってて気付いたが、このプルに意識を集中していると、ストレートプルに近くなりローリングも自然と小さくなっている。

多分、これが2軸クロールなのだろう。

折角だから、キックにも意識を集中することにし、ヒザを落として足の甲で強く打つキックも併用する。

強いキックを打つと身体が浮くので、上体を水面上で滑らせる感じになる。

一応タイムを計ってみると、50mで60秒弱、25mで26秒。

ということで、これまでのタイムを更新することができた。

これに気をよくして、バタ足も練習することにする。

バタ足って誰が名付けたのだろうか。良く紹介されている方法は、脚全体をムチのようにしならせて、足の甲で水を打つ。その際尻を動かすのがいいらしい。

YouTubeで見つけたクロールのキック

バタ足の名から受けるイメージとはだいぶ違う。

やってみると、これはしんどい。太腿を上下させるので、ハムストリングスに結構効く。50mでギブアップ。

足首の柔軟性を向上させ、コンコルドのような足を手に入れれば、太腿の上下幅も小さくなるので、脚の負担は軽くなるだろう。

脚の柔軟性は中長期的な課題だな。