この大会は、千歳JALマラソンの関係者から教えてもらい参加を決めた。
北海道での思い出になるだろうから。
アットホームな大会で、参加することだけが目的なので、特に目標タイムはない。
コースは、ゴルフ場内に2.7kmの周回コースが設定されていて6周する。
10時スタートで、スタートまでの寒い時間を過ごすのを避けるため、千歳駅から、千歳市のコミュニティバスに乗車し、9時30分に真々地バス停に到着。
ここは、会場の真ん前なので、徒歩0分。
受付でゼッケンと参加賞をもらい、防寒具を脱ぎ、荷物を預け、トイレで小用を済ますと、スタート10数分前。
準備運動に参加しスタートに並ぶと、ほどなく号砲が鳴った。
寒い思いをしなくてよかった。
適当に並んだが、すぐにばらけ、あまり混雑を感じることなく序盤の上り区間に突入。
速い人は専用のシューズで走っているみたいで、つま先を雪に蹴り込んだ跡が残っている。
僕はというと、普通のジョギングシューズなので、ソール全体を雪に密着させて摩擦力で登っていく。
コース上のコンディションは、全般的にはザラメ雪が凍った状態なので走りやすいが、ところどころグサグサになって足を取られるところがある。
そのため、足を置く場所を見極めながら走る。
イーブンペースで完走するには負荷をかけ過ぎているかと思ったが、そのままのペースで行ってみることにした。
1周目は15分37秒。
6周すると1時間32分ぐらいのゴールタイム予想。
その後は、2周目:15分5秒、3週目:14分44秒とペースが上がっていき、最後までもつか不安になってくる。
案の定、4周目:15分3秒と落ち、5週目は3周クラスのスタートと重なったため混雑に巻き込まれる。
上り区間までは混雑していたが、その後は走りやすくなり14分57秒と盛り返す。
ただ、気温が上がったのか雪が滑りやすくなってきた上に、天気が曇ってきて雪面の状態が見え辛くなってくる。
6周目は頑張って14分48秒。
ゴールタイムは1時間30分14秒。ネットタイムだと1時間30分3秒で、ぎりぎり1時間半を切れなかった。
ペースはキロ5分34秒なので、雪上であることを考えれば上出来だ。
順位は、種目別で194人中92位、総合で239人中96位。
ということは、僕の前に女性が4人居たということかな。
ゴール後は、会場であるクラブハウスに併設されている「千歳乃湯えん」に直行する。
シャンプー、セッケン類は持ってこなかったので、タオルでしっかり身体を洗ってから、露天風呂を含めていろいろ試す。
ジェットバスが一番気に入った。
腰からふくらはぎまで、下半身の前後をまんべんなく当てると本当に気持ちがいい。
温泉から出ると、会場の写真を撮っていく。
千歳乃ゆえん
スタート・ゴール地点
帰りも千歳駅までバス。
駅に着くと、快速エアポートの発車まで時間があったので、セブンに寄って軽食を買っていく。
お店で揚げたカレーパン
本当は豚のカツサンドが欲しかったが、なかった。
でも、これはこれで美味しかった。
発車時間を見計らって駅のホームに上がると、電車が少し遅れていたみたいで、貨物列車が通過する。
RED BEARと名付けられているようだ。迫力があるなぁ。
遅れて快速エアポートが入線。いつの間にか雪模様になっていた。
車内は空いていて、右側の席に陣取り、雪景色を楽しむ。
パシャパシャと写真を撮り、帰ってから確認したら、北広島駅手前で、たまたま石屋製菓の建物が映っていた。
白い恋人、-2.5℃
北広島駅のホームには新しい雪が積もっていた。
逆方向の快速エアポートが待機中。
スマホでレーダーを見ても雪雲が結構厚そうなので、寄り道せずにすぐ帰ることにする。
札幌駅まで行ってもいい時間のバスがないので、円山公園バスターミナルへ。
普段は駅から歩いて帰るが、この寒さと雪と疲れでは、その気になれない。
おー、寒。
最寄りのバス停で降りると、結構いい降り。
短時間で結構積もっている。
13時頃から降り始めて、これを書いている16時で、14cm新たな雪が積もったみたいだ。
今日も密度の濃い1日だった。
いい思い出になるだろう。