自宅の敷地への車止めの設置

これまで乗っていたトヨタ・オーリスRSのクラッチが滑り始めたので、マツダ・アクセラを購入し、この三連休に納車された。

車が変わると車止めの位置も変わる。

車止めの設置作業は、一度経験しているが大仕事だ。

何年後かに同じ作業をしなければならないかもしれないので、備忘録として書き留めることにした。

作業をするにあたって参考にしたのが、過去の自分のブログ。


アンカーボルトの種類は異なるが、参考にはなった。

車止めは普通どのように固定されているのかは知らないが、前回はプラグアンカーを打ち込み長いボルトで固定したので、今回も同じ方法にする。

振動ドリルのビットは、プラグアンカーの外径に合わせた12.5mm。
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4箇所穴をあけたが、うち1箇所はコンクリートの硬い砂利石に当たったのか、ビットが全然入っていかず苦労した。

プラグアンカーはクサビ以外の部分で4cmぐらい。
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ビットが吐き出したコンクリートの粉
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何回かに分けて穴をあけ、穴の中の粉はブロアーで吹き飛ばす。
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4cmぐらいの深さの穴
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プラグアンカーを入れる。
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プラグアンカー打ち込み棒を使って叩き込む。
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打ち込んだ後の写真を撮り忘れたが、プラグアンカーの上端は、コンクリートの表面とツライチになっている。

プラグアンカーを2本差し込んだ状態(打ち込み前)
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ソケットレンチがないので、ナットを使ってボルトの頭にスパナがかかるようにする。
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ボルトを締め込む。
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ボルトはDCMで買ったM8の10cmを使用したが、店で現物合わせしたので、長さがぴったりだった。

完成
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向かって右側の車止めは、横の壁にぴったり付けすぎたのと、ビットの先端のズレをあまり確認せず穴をあけたので、穴の場所がずれてしまった。

そのため、ボルトをアンカーのネジにかませるのに苦労した。

左側の車止めは、ドリルを使用するときにビットの先端がずれないよう気を付けたので、穴が正確な場所に空き、作業がスムーズだった。

これで、車を安心して止められる。

家族も安心だ。




「まるっとカルデラ農村フェス」へのサイクリング

この三連休は忙しかった.。

初日はサイクリングと八王子の自宅への移動。

今回のコースは、赤井川村の「まるっとカルデラ農村フェス」がメイン。

去年に引き続き今回も参加。

琴似駅から7時11分発の小樽行きに乗車。

それには訳がある。

前回この電車で朝里まで行ったとき、自転車を組み立ててる最中に、電車とディーゼル車の混成編成を写真に撮り損ねたこと。

編成は日によって変わるから今回見れるかどうかわからないが、見れることを期待して朝里駅に到着。

待つこと3分。

来たー!
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朝里駅を発車。
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前3両が電車で後ろ3両がディーゼル車。

ディーゼル車を見送る。
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ディーゼルのうなりを響かせながら、過ぎ去っていく。

写真に収めることができてよかった。

琴似駅7時20分発の小樽行きが到着し、発車。
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この赤と緑のツートンのラインは、千歳線では見かけない。

旭川方面に運行される車両なのだろうか?

次の札幌方面行が到着。緑のライン。
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この電車を見送って朝里駅をスタート。
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行程は、11時ごろ赤井川村のフェスの会場に到着し、12時までに出発し、小樽駅発13時53分発の快速エアポートに乗るという計画。

果たして、計画どおりに事は進むのか?

望洋台大橋を渡るときに毛無山にご対面。
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こんないい天気を予想していたなかったので嬉しい。秋空全開!

橋を渡ると、まっすぐ国道393号に向かわず、道の勾配が緩い望洋台経由で行く。

望洋台の外れまで行くと道が下りはじめ、結構下りそうなので引き返して途中からの国道393号に上がる。

国道に入ってほどなく、携帯アンテナの入口で停車。

ゲートに赤とんぼが止まった。
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国道393号の九十九折れ区間は勾配が緩いので快調。

するする上って毛無山展望台に到着。

周囲の木が伐採されて、見通しが良くなった。
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展望台は、やはりこうじゃないと。

後ろ側
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石狩湾の対岸の山並みも見える。
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展望所を後にすると、毛無山を巻きながら少しずつ上っていく。

朝里方面は、樹海の先に海。
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見上げると、秋の青い空。
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足元にはアカツメクサ。
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進む方向の空には、炎のような雲!
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今日の雲は、すごく印象的。
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望洋台経由だったので、脚に余裕を残して毛無峠に到着。
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ここからは、結構寒い。

半袖Tシャツにアームウォーマー、フリースベスト、ウィンドブレーカー。

下は、レーパンにふくらはぎのサポーター。

気温は10℃台前半だったみたいだが、寒さを感じず下ることができた。

沿道にはヒマワリが植えられているところがあった。
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2級基準点というのがあった。水準点とは違うのかな?
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大乗寺。この岩山がご本尊なのかな?
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色づいた水田が現れた。まさに収穫作業がされているところだった。
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収穫直前
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北海道新幹線の建設現場。高架の支柱が建設中。
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道の駅赤井川に到着すると、とりあえず中に入ってみる。

おー、新米だ!赤井川村産のゆめぴりか。IMG_0436

5kgで3,180円は安いと思う。

さあ、赤井川村のフェス会場はもうすぐだ。

ここで見る空と雲も印象的。
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開会式が終わる11時頃に会場に到着。
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かなり賑わっている。

お目当ては、福岡県上毛町から出店の中津から揚げのお店。

今年も来てるかな?

あったー!からあげ聖林!
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胸肉のから揚げが6~7個入ってて500円。

これを2袋買っていく。

1袋はすぐにいただく。
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旨ーい!

1個食べてから袋を全開。
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胸肉とは思えない柔らかさ。

しっかりとタレガしみ込んでいて、衣はカリっとした感じ。

極めつけが、すごいにんにくの香り。

残りの一袋はナップサックに入れたが、すごく香る。強烈だ。

予定通り12時前に会場を後にし、冷水峠に向かう。

道道から左に分かれる村道に入る。

ススキが生い茂っていて秋全開。ここでも秋の雲。
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峠の展望所に到着。羊蹄山が顔を出している。
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ニセコ連峰も見える。
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景色も楽しんだので、さあ、あとは小樽まで一直線。

下る途中、海が見え始める。
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海岸線に出てしばらく行くと小さなビーチがある。
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そして、この先のトンネルを抜けると広大なビーチが待っている。
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この2つの砂浜は、青空の時に来ると、ほんとにいい景色だ。

あとはひたすらペダルを漕いで、小樽駅に到着。
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予定どおり13時半ごろに着いたので、予定した快速エアポートに乗ることができた。

ナップサックのから揚げがいい香りを放出するので、迷惑にならないようビニール袋の端をしっかりと結ぶ。

15時頃に家に着くと、タイヤの汚れ落としと、チェーンへのオイル差し。

シャワーを浴びた後、家を出たのが16時頃。

新千歳空港では、今回は、キタカレーでポークカツスープカレー。
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生ビールは1杯では足りず、もう1本おかわり。

飛行機が遅れて自宅到着が0時半になってしまった。

あ~、長い1日だった。


走行距離:75.47km、経過時間:5時間32分、AVE:19.21km/h、グロス:13.6
km/h、獲得標高:1,140m

ホロホロ峠、支笏湖サイクリング

この週末は、日曜日は平岸プールの一般開放がないうえ、日曜日は終日爽やかな晴れの予報。

久し振りに支笏湖方面に行くことにし、初めてのホロホロ峠を越えることにした。


北行きか南行きか迷ったが、風向きが南風だし、美笛峠は西側から越えたことがないので、白老駅を出発地点に決める。

札幌駅からは7時30分発の特急すずらんに乗る予定が7時前に着いてしまう。

切符は、えきねっとの「トクだ値」を利用し、特急券と乗車券で通常3,780円のところ、2,450円で買えた。

指定席は4号車の最後尾の席をゲット。
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理由は、元グリーン車の車両だから。

トイレで用を済ませた後ホームに上がると、最後の車両整備中だった。

なんと、ともに7時30分発の特急で、並んで止まっていた。
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左の特急は特急宗谷。稚内まで行く。

一度、始発から終点まで乗ってみたかったものだ。

4号車に乗り込むと、自転車を自分の席の後ろに置き、くつろぐ。

前後の席の間隔は新幹線の普通車と同じぐらいで意外と普通。
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しかし、床はカーペット敷で特別感がある。
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札幌駅を特急宗谷と同時に発車し、苗穂駅過ぎまで、ずっと並走。
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そして、豊平川を渡る頃、宗谷号が先行する。
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ディーゼル車なのに足が速い!

白老駅までは、青空を背景にした山並を見て楽しむ。

白老駅には1時間余りで到着。

乗車した4号車は、外観はグリーン車。
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駅からの出発は9時前。
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線路の北側に渡り幹線道路に出て信号で止まった時に、はたと気づく。

あれっ、今回のコースって、途中食べるとこ、あったっけ?

慌ててスマホのロケスマアプリで確認すると、皆無!

危ない危ない。海側に行くとセイコマートがあったので、おにぎり大2個とアンパン大を買っていく。

これで一安心。

さて北上する。
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走りながら思いつき、ペダリングの力の入れる方向をちょっと変えてみた。

最近、ランニングで心掛けている、地面を少し後ろにキックする力の入れ方で漕いでみる。

すると、弱い南風ということもあり、上り基調なのに30km/h近く出ている。

ちょっと出来過ぎじゃないか?

牧場では和牛が放牧されていた。有名な白老牛かな?
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本格的な上りに入ってからも調子がよく、いつもより呼吸荒めで上っていく。

山ブドウの蔓がすでに色づいていた。
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この蔓には実はついていなかったが、紅葉していない別の蔓には少し実がついていた。

ヒグマの好物だから、山のブドウ蔓に実がなっていないと困る。 

山の中に入っていくと、景色が徐々に良くなってくる。

交通量は少ないが、時々バイクの人に抜かれたりすれ違ったり。

白滝友情橋というところで、樽前山の一角と思しき山が見えた。
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次は、白滝夢未橋。
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渡る橋のほとんどに「白滝」と付くが、白老町と大滝村を結ぶ国道として開通した時に名付けられたようだ。

橋からは、判然としないが海が見えた、と思う。
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短いトンネルに入り出口に近づくと、お~、と思わず思ってしまう。
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まるで、長野県の嶺方峠のよう。

嶺方峠は、トンネルを抜けると北アルプスの山並がバーンと現れる。最後に見たのが6年前かぁ。歳取ったなぁ・・・。

ホロホロ峠と思われる鞍部が目の前に現れた。
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なかなか、すごいロケーションだ。気持ちよさそう。

道が右に折り返すところに滝があった。
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写真にするとショボイが、実物はもうちょっと迫力がある。

気持ちいい!
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海側
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峠は巨大なシェルターになっていた。冬は風が強いのだろう。
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シェルターの中で下りに転じ、緩傾斜の下り坂を気持ちよく下って行く。

途中の休憩ポイントで用を足してアンパンを食べ、次の目的地である美笛峠に向かう。

国道453号に入ると上りに転じ、サングラスは汗拭きの邪魔になるのでヘルメットに引っ掛けていく。

さっきの休憩地点で、この先に「きのこ王国」があることが分かり、もしかしたら朝もぎのトウモロコシがあるんじゃないとワクワクしながら走る。

ほどなく到着。

自転車と、サングラスを差したヘルメットを建物に立てかけ店の中に入る。

トウモロコシはなかったが、余市産のブドウが見切り品で安かったので、ここで食べていくことにして買っていく。

店を出ると、近くにはブドウを食べるための適当な場所がなく、駐車場の出口付近まで行って腰を下ろす。

さあブドウを食べよう。
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皮ごとパクパク食べる。傷み始めた粒もあるが気にしない。

とそこに、ハチが甘い臭いを嗅ぎつけて飛んできた。
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クロスズメバチだ。若い頃、こいつに一度刺されたことがある。

でも、ここにいるのは人間様には全然関心がなく、ひたすら甘い汁を舐めていたように思う。

ブドウも食べ終わり、さあ出発しようと立ち上がると、サングラスがない!

初めに立てかけた場所でヘルメットから外れて落ちたのかと思い、だいぶ探したが結局見つからず。

10年以上前に買って、レンズにだいぶ傷が入っていたので、買い替え時期かと自分に言い聞かせて諦める。

遠近両用のメガネがあるが、裸眼でも遠くは見えるので、この後は裸眼で通す。

ショックな気分で黙々と走っていると、見たことがあるような景色が目の前に現れた。

大して走っていないのに美笛峠のトンネルに着いてしまった。
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このトンネルは、こちら側からは幸い下り坂。

ただ、自転車が通る辺りのアスファルトがあちこちで剥がれて穴になっていて、結構気を遣う。

ほどなく展望所に到着。

おー、支笏湖が見える!
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かつてここを通った時はいつも曇りで、こんな景色が見えたとは、びっくりだ。

ここから支笏湖までも緩い下り坂。

あまりスピードが出ないのは残念だが、安全なことは結構なことだ。

支笏湖畔まで下りてくると、青い湖面と向こう岸の山並がチラチラと木の間越しに見えるが、伐開された場所が現れない。

確か駐車スペースが途中にあったような・・・。

でも伐開されていたかどうかは記憶にない・・・。

とりあえず恵庭岳が見えるポイントがあったので、止まって写真を撮っていく。
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いや~、きれいな景色だ。

しかし、この後、いくら走れど景色の見えるポイントがない!

おまけに、ところどころ緩い上りがあって、序盤に頑張った影響で脚が回らなくなってくる。

「ここは国立公園で、景色を楽しむエリアなのに、景色を楽しむ場所がないのか!」と、心の中で怒りながら進む。

モーラップのキャンプ場近くまで来て、ようやく景色が見えるところに出た。
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結局、これだけぇー!

ガックリ・・・。ああ、疲れた・・・。

国道は支笏湖の東側を回り込むように迂回して、ようやく支笏湖温泉街に到着。

ここで、岩瀬牧場のソフトクリームを食べたかったが、観光客が列をなしていて、並び始めたものの断念する。

支笏湖からは大きな上りが待っているので、ここは気合を入れるため、冷たいお茶を買って大きなおにぎり2個を平らげていく。

腹ごしらえをしたし、しばらく休憩できたので、攣り始めた脚が少し回復した。

さあ、出発だ。

下り坂を下って行くと湖岸に出た。

ヤッホー、やっと絶景だー。
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西岸方面
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樽前山方面
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支笏湖温泉街
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綺麗な景色を左手に見て癒されながら走っていると賑やかなところに出た。

ハイシーズンのポロピナイって、こんなに人出があるんだなぁ。
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さあ、ここからは大きな上りだ。頑張ろう。

上り初めは結構急坂。

脚が悲鳴を上げる。右脚のハムストリングが攣り出した。

ああ、まずい。

脚裏を伸ばしてじっとしていると、何とか収まった。

調子が上がり始める辺りで、ちょうどポロピナイ展望台の駐車場に到着。
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青い空と青い湖面を見ていると、大河ドラマの「光る君」で、中宮様である彰子姫が「私は空の青が好き」と言っていたのを思い出す。

そこは、自分としても、大きく同意する。

iPhoneでもこの景色を撮ってインスタにアップする。

中宮様とかコメントに書いたが、これを見た人は意味不明だと思っただろうなぁ。

ここでは、リヤの変速機の調子が良くなかったので、ちょっといじってみたが、ちょっと手に負えそうになく作業は諦める。

でも、いい休憩になった。

この後は勾配が少し落ちたので、割と快調に上っていけるようになる。

しかし、オコタンペ湖方面との分岐点の手前1kmぐらいか、またきつくなってきて、とにかくふんばる。

フー、ようやくカルデラの縁まできた。
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これで大きな上りは終わったかと思ったが、その次の上り返しが結構長くてきつかった。

その後も小さな上り返しがあり脚が攣りそうになる。

上っている時のスピードはホントにのろかったが、何とか止まらずに進むことができた。

ゴルフ場まで来ると、上り返しがないことが分かり、ホッとする。

芸術の森辺りからは交通量が多くなり車との並走に疲れるが、幸い信号ストップもほとんどなく、無事家に帰ってくることができた。

今回のコース美笛峠までがクライマックスで、中盤以降は、支笏湖畔とポロピナイ展望台を除けば、拷問のようだった。

まあ、天気も1日快晴で、楽しかったことには変わりない。

ホロホロ峠があまりに良かったので、今度はその隣のオロフレ峠に行きたくなった。


走行距離:121.47km、経過時間:7時間10分、AVE:22.03km/h、グロス:17.1
km/h、獲得標高:1,510m



プロフィール

sato

 キャノンボール(東京→大阪)にチャレンジしようと思ったのが、このブログを始めるきっかけです。
 このプロフィール画像は、キャノンボール初級編(名古屋→東京)の道中、箱根峠にて。

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