右ひざの痛みは、4か月ぐらい前から始まった。
歩きや走り、自転車では痛みは出ないが、膝を深く曲げたり、胡坐をかいたり、右ひざを床につけて作業したりすると痛みが出る。
その状態でハーフマラソンやフルマラソンに出て完走したが、フルマラソンで悪化することとなった。
それでも、セルフ整体やストレッチログで筋肉を緩め、通勤ランはできていたが、12月7日の練習で決定的に痛め、12月11日に整形外科を受診することとなる。
診断結果は、変形性膝関節症の初期。
大腿骨と脛骨の間隔は十分で半月板の厚みは十分だが、脛骨の上端が白くなっていて炎症が生じているとのこと。
MRIの撮影は思いとどまったが、ひざ関節内へのヒアルロン酸の注射は、思い切って打ってもらった。
この注射が驚きで、即効性があり、病院に来る時までは痛みで足を引きずっていたが、帰りは少し痛みが出るものの、快調に3kmぐらい歩いて帰ることができた。
その週は練習を休み、翌週から通勤ランを再開したものの、小さな歩幅でしか走れない。
でも、それまでできなかった正座は注意深くやれば何とかできるようになっていたので、ひざが良くなる予感はあった。
年末年始は一切走らず、1月6日に通勤ランを再開したが、ストライドを伸ばそうとすると痛みが出そうな感覚がある。
しかし、11日からの三連休が転機となった。
再び八王子の自宅を往復する間、インスタのリールでkoheiさんという理学療法士と思われる方の動画を見つけた。
反り腰は胸椎が固まって猫背になっているのが原因ということで、三角座りで30秒間万歳する体操を紹介していた。
家に帰ってから早速やってみたら、背筋がすごく伸び、反り腰が改善したように感じる。
すると、週明けの通勤ランでも、早くも効果を実感することとなる。
なんか、走っている時に腰椎の周辺がショックアブソーバーのようになっているみたい。
翌日も調子が良く、ストライドを伸ばしても大丈夫そうな気がしたので、思い切ってストライドを伸ばしてみた。
すると、下り坂でも痛みが出なくなっていた。
そして、今日、ひざの調子もいいので、久しぶりに10km超のランニングに出かける。
天気がいいし、昨日降った雪も踏み固められているので、気持ちよく走って行ける。
約1か月と10日ぶりの藻岩上の橋。空沼岳~札幌岳の稜線が見える。
藻岩山。スキーヤーが見える。
豊平川の下流方向は、少々不穏。
その後もひざの調子はよく、13.4kmを走り切った。
胸椎を緩めた効果で、骨盤を意識的に少し前傾させて走ると大殿筋の利きが良くなった。
依然も骨盤が前傾していたが、それは反り腰によるものだったので、大殿筋にこんな感覚はなかった。
2月にスノーマラソンで16km走るので、もう少し走れるようにならないと。
まだ、ひざの状態は完全ではないが、胡坐をかいた時の痛みへの対策は発見した。
ハムストリングスのうちの半腱様筋や、内側広筋、薄筋、腓腹筋のひざ裏付近が固くなっているのが痛みの原因なので、鮎川紫園さんのセルフ整体の要領で徹底的に緩める。
当分は、朝晩の日課だ。